「ドラフト効果」による抜群の火力と燃焼効率! 「昭和レトロ」オマージュのオーバーテック製「クッキングストーブ」登場

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「シャコアゲ」系カスタム軽自動車や、そんなクルマにベストマッチな「ブッシュガードバー」でいま人気の自動車パーツブランド「オーバーテック」。同社からメイド・イン・ジャパンの通好みなロケットストーブが2モデル発売されました。

クッキングストーブを使って調理するキャンパー

そこで今回「弊社のスチール製自動車パーツと同等、いやそれ以上のクオリティで仕上がってます!」と豪語する代表の大山敦志さんに、自社開発・製造にこだわった「暖(だん)マルチバーナー・キッチンシリーズ」のロケットストーブの特徴と誕生秘話をうかがってきました。

「ロケットストーブ」ならではの抜群の燃焼力

「弊社は軽トラやハイエースといった「はたらくクルマ」をスタイリッシュなスタイルへと仕立てるためのカスタムパーツブランドです」と語る大山代表。

オーバーテックのデモカー(トヨタ・プロボックス)

昨今話題になっている、アウトドアテイストに仕立てたクルマに乗るユーザーたちは、キャンプやアウトドアでの外アソビも得意技。代表自身もそんな“ソトラバ”な1人で、自身でキャンプを楽しんでいるうちに「こだわりの調理用焚き火台を作りたい!」と、自然な流れで至ったという。

昨今のブームに乗り、焚き火台やストーブはいまや無数にある世の中。そんななか「普通では面白くない!」と、目をつけたのが「ロケットストーブ」。煙突効果で燃焼効率を向上させることで、火力をあげてくれる優れモノ。

オーバーテックの「DAN-MULTI-BURNER-KITCHEN SERIES」キッチンストーブ(タイプ1)の燃焼イメージ

そのドラフト効果(煙突効果)を利用するべく、少量の燃料で強い火力を生み出すデザインレイアウトを採用。アウトドアでの調理も時短な上に、強い火力を生かして中華鍋やダッチオーブン、スキレットでいつもと違うメニューにもチャレンジできます。

オーバーテックの「DAN-MULTI-BURNER-KITCHEN SERIES」キッチンストーブ(タイプ1)を使って調理しているカット

「形状が異なる2種類のストーブをこだわり抜いて自社開発&製造しました。鉄(ステンレス)製の自動車用カスタムパーツを作って貰う職人さんが使う、ベンダーで曲げながら溶接するための高価な専用機械を自社で持っているので、そのノウハウを生かしたストーブを開発・製造しています」

【ロケットストーブの燃焼効率がいいのはなぜ?】
 車の話に置き換えるとガソリンエンジンは酸素を取り込み、ガソリンと混ぜて燃焼させてその燃えカスを吐き出します。私たちが普段意識しないでしている呼吸と同様ですが、吸気と排気は車のエンジンの性能をキメる重要な要素。

マツダ・スカイアクティブディーゼルを搭載したマツダ5のエンジンルーム

 空気流動を上手に使ったエンジンは、マツダの「SKYACTIVシリーズ」やスバルの「CB18型エンジン」など、日本のエンジニアの叡智が結集した世界に誇れる逸品。ロケットストーブのシンプルで簡単な構造の吸・排気も、物体が燃える原理原則に即した優れモノなのです。 

つまり理想とするスタイリッシュかつ効率的なカタチを実現するため、高い投資をして自社内で作りあげたのがこのストーブ。同社最新のデモカーとなる、トヨタ・プロボックス&サクシード用に作った「ワイルドプッシュバー」にも見て取れる、高い技術力が生かされています。

オーバーテックのデモカー(トヨタ・プロボックス)

少ない薪で調理が可能! 加えて「安定した足元」

「暖(だん)マルチバーナー・キッチンシリーズ」ストーブのモデル1は、ノスタルジックな昭和レトロ感をイメージ。エアコンがなかった昭和の学校で、凍える真冬の教室を暖めてくれる石油ストーブ。その上に置いた鍋のお湯でガラス瓶の牛乳を温めて飲んだ記憶から、このカタチを作り出しました」

オーバーテックの「DAN-MULTI-BURNER-KITCHEN SERIES」キッチンストーブ(タイプ1)

五徳のブレードデザインも安心・安全のための切り込みと軽量化の為の丸い抜きで、安定性と携帯性も抜群。強い火力ゆえに、鍋釜をしっかりホールドしてくれるのが嬉しいポイント。

オーバーテックの「DAN-MULTI-BURNER-KITCHEN SERIES」キッチンストーブの五徳部分

今回は蓋を閉めて鉄製スキレットを乗せ、黒毛和牛の切り落としに、ソーセージとカマンベールチーズをミックスした、オトナのレトルトカレーを楽しみました。こちらのモデル1はソロキャンプや仲間と二人で、また家族でのキャンプでも大活躍してくれます。

キッチンストーブを使ってキャンプ飯を楽しむ人

「五徳が置ける調理台を2口にしたのがモデル2です。高さの異なるツインバーナー調理台で、ケトルでお湯を沸かしながら、フランバンや鍋で調理ができる使い勝手が良くて、とても便利な調理ストーブに仕上がっています」

オーバーテックの「DAN-MULTI-BURNER-KITCHEN SERIES」キッチンストーブ(タイプ2)

6.7kgの重量は持ち手もつくため片手でも移動可能。これはモデル1も同様ですが、燃焼効率が高いのはいわずもがな、しっかり地面を掴むストーブの土台部分にこだわりの秘密が隠れていました。

オーバーテックの「DAN-MULTI-BURNER-KITCHEN SERIES」キッチンストーブのボトム部分

「どちらのモデルも調理台として安定性能に特に気を遣い、ゆえに土台もこだわって作りました。砂地などキャンプ場の地面をしっかり掴んで、固定できるように仕上げてあります。

 また自社内で設計・開発して製造できるので、そういったこだわりがより濃く反映できていると思います。 職人さんには無理難題を言っていつも苦労をかけていますが、その分完成度の高い理想の形が出来上がったと自負します!」と大山さん。

オーバーテックの「DAN-MULTI-BURNER-KITCHEN SERIES」キッチンストーブの足元部分

妥協を許さず、信念を持って作り上げられたオーバーテックの調理用ロケットストーブ。キャンプ本番となるこの秋/冬シーズン、アウトドアフィールドで暖かく、美味しい料理を楽しむためのツールとして、激推しオススメのアイテムです。

【DAN-MULTI-BURNER-KITCHEN SERIES】

オーバーテックの「DAN-MULTI-BURNER-KITCHEN SERIES」キッチンストーブ(タイプ1)

《Model-1》
●サイズ:W15cmxD46cmxH52cm
●重量9.3kg
●価格:3万5200円(税込)

オーバーテックの「DAN-MULTI-BURNER-KITCHEN SERIES」キッチンストーブ(タイプ2)

《Model-2》
●サイズ:W14.5cmxD25cmxH50cm
●重量:6.7kg
●価格:3万1900円(税込)

◆お問い合わせ
オーバーテック
tel.049-265-8530
http://www.over-tech.jp/outdoorgear

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