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天然由来で環境に優しい! エコキャンプに欠かせない「蜜蝋ラップ」の特徴とその作り方とは

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


近年、環境に配慮したキャンプスタイルが注目を集めています。そんなエコキャンプに欠かせないアイテムのひとつ、「蜜蝋ラップ」をご存知ですか? 今回は蜜蝋ラップの特徴やキャンプでの使い方、自分で作る方法を詳しくご紹介します。

蜜蝋ラップってどんなもの?

そもそも蜜蝋とは、ミツバチが巣を作る際に分泌する天然のロウで、はちみつを採取した後の巣を煮溶かして作られます。溶かしたロウを、麻や綿などの自然素材の布にしみこませて作ったラップが蜜蝋ラップ。食品用ラップに代わる、環境に優しいアイテムとして注目されています。

蜜蝋ラップは適度な通気性を持ち、食品の鮮度を保つことができる点に加えて、ミツバチが作り出した天然の抗菌作用も期待できる優れもの。一方で熱に弱く、完全に密封することもできません。そのため、温め直しや水分の多い食品には不向きです。

蜜蝋ラップの特徴とキャンプでの活用法

蜜蝋ラップの最大のメリットは、繰り返し使用できること。通常のラップは使い捨てですが、蜜蝋ラップは水で洗って何度も使えるためゴミの削減につながります。日々のお手入れ方法も、水洗いと自然乾燥でOKという手軽なところが嬉しいポイント。しっかりとリペアすれば、半年から1年以上も使用可能です。

キャンプで活用するなら、行きは食器や調理器具を包んで持ち込み、現地ではお皿そのものやフタ代わりに。帰りは余ったパンなどを包むことで、鮮度を保ったまま持ち運ぶことができます。