キャンプ場を選ぶ際に重視するのはどのような点ですか。料金や立地だけでなく、場内の施設や周囲の環境など、キャンプ場選びには様々な要素があります。また、最近は“特徴のある”キャンプ場も目立ちます。そのなかで、今回は“サイトの広さ”に注目。
サイトは「狭いより広い方が良い」と言う方が多いでしょう。サイトが広ければ、のびのび過ごせて解放感を味わえるというだけでなく、隣接するサイトともテントの距離がとれ、プライバシーを確保することもできます。今回ご紹介するのは甲信越エリアで「100平米以上のテントサイト」を利用できるキャンプ場。広々快適キャンプが叶うキャンプ場をチェックしてみましょう。
選択肢豊富なキャンプサイトが魅力
【施設名】駒ケ根高原アルプスの丘 家族旅行村(長野県駒ケ根市)

最初に紹介するのは、中央アルプスの麓、駒ケ根市にある「駒ケ根高原アルプスの丘 家族旅行村」。中央道駒ヶ根ICからクルマで約5分とアクセスの良い立地です。キャンプの他、温泉・BBQ場・子供向けアクティビティなどもあり、様々な体験ができる複合施設になっています。
キャンプエリアの大きな特徴が、サイトの種類・数が豊富なこと。10種類を超えるサイトがあり、様々なニーズに応えてくれます。
近年オープンしたサイトは“広さ”がポイントの1つ。2020年にオープンした「グランサイト」は、全面芝生で200平米を超えるサイトが多数あり、2ルームテントやさらに大型のテントも広々使えます。また、2021年オープンの「アルプスの丘」は9サイトすべてが150平米以上。中には、南アルプスの眺望が存分に楽しめる約250平米のサイトも。それぞれ定員があるものの、2グループまで利用できます。
さらに、ペット連れには日本最大級の広さという「ドッグフリーサイト」がおすすめ。もともとテニスコートだったため周囲の柵も高く、大型犬でも安心して利用できますよ。
【データ】
■施設名:駒ケ根高原アルプスの丘 家族旅行村
■住所:長野県駒ケ根市赤穂23-170
■営業期間:シーズン営業 2025年3月28日(金)~11月29日(土)宿泊分まで
■URL:https://campingresort-komagane.com/
複数グループで絶景が楽しめるキャンプ場
【施設名】ウィスラースカイベース小諸(長野県小諸市)

「ウィスラースカイベース小諸」は、上信越自動車道小諸ICからクルマで約7分、都心からは1時間半ほどの距離にあります。キャンプ場は標高約900メートルにあり、開放感あふれる高台からの眺めはまさに絶景。昼は蓼科連邦や八ヶ岳、夜は満天の星空が堪能できます。
サイトはソロ用から広いサイトまで数種類用意されています。サイトの広さを求めるなら、場内の上段サイトがおすすめ。「スカイサイト」と「スカイサイト・ビッグ」の2種類があり、すべてが100㎡以上です。一番大きなサイトはなんと280㎡あり、高台からの眺望も広さも存分に楽しめるでしょう。また最近のキャンプサイトには“直火禁止”が少なくありませんが、「直火サイト」も用意されています。
1サイト内のテントの張数や宿泊者数の制限がないのも嬉しいポイント。隣り合う「スカイサイト」同士を合わせて予約すれば、最大460㎡での利用も可能です。複数グループで集まって楽しむこともできますね。
【データ】
■施設名:ウィスラースカイベース小諸
■住所:長野県小諸市甲4444-1
■営業期間:通年営業
■URL:https://www.officekaruizawa.com/