雄大な自然に囲まれて、普段はできない体験を味わうキャンプ旅。とくに美しい星空を眺めながら感じる自然のパワーは、キャンプならではの贅沢といえます。
そこで今回は九州エリアの「熊本県」に的を絞って、“星空を存分に楽しめるキャンプ場”に注目してみました。どの施設にもそれぞれ違った趣があり、どこに行くべきか迷ってしまうかもしれません。自然豊かな熊本のキャンプ場で、非日常を体感してみてください。
自然が織りなすプラネタリウムで癒やしのひととき
【施設名】吉無田高原緑の村キャンプ場(熊本県上益城郡)

まず最初は「吉無田高原緑の村キャンプ場」から。大自然に囲まれた同施設は、阿蘇外輪山の裾野にある吉無田高原と呼ばれるエリアに位置するキャンプ場です。標高600m〜700mの高地にあるため、天気が良い日には有明海や普賢岳までを眺めることが可能。夜には熊本市の夜景を楽しめるほか、上空に広がるプラネタリウムのような星空も楽しめます。
宿泊サイトはグランピング施設のあるヴィラゾーン、クルマの乗り入れができる区画エリア、森林に囲まれたテントエリア、区画の区切りのないフリーエリアの4つからチョイス。敷地内にはセンターハウスがあり、調理器具や遊び道具のレンタル、ドリンクやお土産の販売もおこなっています。またシャワー室やトイレ、炊事場も完備しているのでキャンプ初心者でも安心。
同施設では、化石発掘体験という珍しいアクティビティも開催しています。美しい夜景とあわせて、ぜひこちらも体験してみてください。
【データ】
■施設名:吉無田高原緑の村キャンプ場
■住所:熊本県上益城郡御船町田代8405-24
■営業期間:通年(水曜日定休日/祝日の場合はその翌日、年末年始)
■URL:https://www.mifune-kankou.jp/yoshimuta_top/camp/
天気の良い日は雲海を見れるかも!
【施設名】ゴンドーシャロレーオートキャンプ場(熊本県阿蘇郡)

2つ目は熊本県の阿蘇にある「ゴンドーシャロレーオートキャンプ場」です。標高900mに位置する敷地の広いキャンプ場として知られ、熊本の豊かな自然を余すところなく楽しめます。条件があえば雲海を眺めることも。雲海の中に浮かぶような非日常的な景色は必見です。夜には満天の星空も楽しめるので、自然との一体感を感じられるはず。
トイレは場内に7カ所あり、区画サイトのひとつひとつには流し台が設置されているため利便性もバッチリ。また全てのサイトがクルマの乗り入れ、横付けが可能です。
また同キャンプ場の近くには、バイクと四駆のオフロードコースや温泉地も。クルマで5分のところに黒川温泉、10分のところには筋湯温泉など複数の温泉地に囲まれています。場内に入浴施設はないので、キャンプ後は温泉に寄ってから帰るのも良いかもしれませんね。
【データ】
■施設名:ゴンドーシャロレーオートキャンプ場
■住所:熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺6338(大谷山)
■営業期間:通年(不定休あり、トップページのカレンダーで要確認)
■URL:https://gondo-cr.net/