4人で円陣を組み、ネットに向かってボールを打ち合う新感覚スポーツの「ラウンドネット」をご存じですか？　直径90cmほどの持ち運べるネットとボールさえあれば、どこでも気軽に始められるのが魅力で、実は世界大会も行われるほど国際的に人気のある競技。今回はそんな「ラウンドネット」の奥深さに迫ります。

シンプルなルールで高い自由度が人気！

ラウンドネットは2対2のチーム制で、3回以内のタッチでボールを弾ませ、相手チームとのラリーを行う競技。3回以内にネットに戻せなかったり、ネットに2バウンドしたり、ボールを落としてしまうと相手チームの得点になります。

ラウンドネットの魅力は何といってもその手軽さです。必要な道具はネットとボール、広めのスペースがあれば十分で、公園や体育館、砂浜など身近な場所で気軽に楽しむことが可能。また、広いコートが不要で屋内・屋外問わずプレーできる点でも大きく異なっています。

大会エントリー者数は年々増加！　初心者でも参加可能

日本では2020年からラウンドネットの大会が開催されており、参加者数はどんどん増加中。大会では男子・女子部門だけでなく男女混合や初心者向けの部門も設けられているため、レベルに応じて誰でも気軽に参加できるのが嬉しいですよね。

また2022年にはベルギーにて初の世界大会が開催され、日本代表選手も出場。出場33カ国のなかで男女ともに最下位という悔しい結果に終わりましたが、2024年ロンドンにて第2回世界大会が開催されており、男子団体では17位、女子団体は19位と、前回大会を大きく上回る結果を残し、鋭いスパイクを決めたり相手のスパイクに素早いレシーブで得点したりと、スーパープレーの数々でファンを沸かせました。