ソトラバ

近年注目赤丸上昇中の「葛原岡神社」で鎌倉紫陽花巡りを堪能

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


6月の古都鎌倉は紫陽花鑑賞で多くの方々が訪れ、小町通りや若宮大路、大仏通りとはまた違う賑わいを見せます。鎌倉の紫陽花の名所といえば、何と言っても大仏通りの長谷寺、北鎌倉の明月院、そして極楽寺・御霊神社が鉄板人気でしょうか。そこで最近人気上昇中と評判の注目スポットを訪れてみました。

縁結びでグローバル人気が高まる葛原岡神社の紫陽花

葛原岡神社へはJR横須賀線・北鎌倉駅/鎌倉駅のどちらからも行けますが、それなりに歩きでがあります。住所自体は梶原ですが、扇ガ谷の源氏山公園の隣といったほうがわかりやすいでしょうね。北鎌倉からは浄智寺脇から葛原岡神社・大仏ハイキングコースに乗り入って約40分でしょうか。また鎌倉駅からは源氏山公園を抜けていきますが、実は鎌倉でも海抜92mの高地(鎌倉最高地点が大平山159m)なので、足もとはハイキングシューズがベストと言えるタフなコースになります。

葛原岡神社は縁結びの神社としてグローバルスポットになっているようで、訪れた日も多くのインバウンド観光者を見かけました。鳥居を入ってすぐに縁結びの石があります。男石と女石が並んでいます。洋の東西を問わず良縁はかけがえのないものなんでしょうね。同神社では「さくら貝守り」が良縁成就のお守りとして人気だそうです。

良縁は学業にも通じるとのこと。同神社が祀っている日野俊基卿は学問に秀でていた人物ということもあり、合格祈願に訪れる参拝者も多いようです。

神社周辺からすでに紫陽花は咲き誇っています。白、青、桃色の紫陽花が賑やかに境内に色を添えています。

また同神社境内手前にあるこもれび広場には、お茶席としてテーブルが数基置かれていますが、そのテーブルにも花挿しの竹筒や花瓶に紫陽花が飾られています。ささやかな休憩時間にも心安らかに過ごして欲しいという思いが伝わってきますね。

そういえば、手水にも紫陽花の花が挿してありました。紫陽花による涼やかな色添えは梅雨の季節にはいいセレクトになりますね。見応えのある紫陽花の園を散策して、空気の澄んだ晴天の午前中なら富士山の見えるビュースポットに立ち寄ってもいいかもしれません。