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開山1300年の霊地? 厚木の白山はベイスターズの聖地! 優勝決意の年に祈願成就を成し遂げたパワースポット低山を歩く

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横浜DeNAベイスターズの優勝の軌跡を語る石碑が立つ山

丹沢の東の外れにある、標高300mに満たない低山がにわかに注目されるようになったのは、最近のことではないでしょうか。昨年2024年の日本野球機構、NPBのチャンピオンに横浜DeNAベイスターズが輝いたことは、記憶に新しいかと思います。セ・リーグ3位で終わった同チームがクライマックスシリーズからリーグチャンピオンの座を勝ち取り、日本シリーズでチャンピオンフラッグを手にした下克上ドラマは大きな話題となりましたね。

その横浜DeNAベイスターズが白山とささやかな関係を築いていました。「チーム厚木」です。三浦大輔横浜DeNAベイスターズ監督が現役選手時代に、シーズンオフの時期は厚木で自主トレを行っていたそうです。三浦監督の選手引退後は三嶋投手や山崎投手らを中心にチーム厚木として合同自主トレの一環に白山登山で体つくりをしてきたそうです。

そして白山登山口の鹿柵ゲート手前と山頂展望台脇の2箇所にチーム厚木の石碑が建てられました。登山口側には「栄光への坂道」の碑銘。

山頂側では「優勝決意の地」の碑銘が刻まれています。

どちらの碑にもトップにベイスターズカラーのブルー地に「TEAM ATSUGI」を2行取りし、登山口側碑裏面には「チーム厚木の選手達が頂を目指し トレーニングに励む場所です」と説明されています。

山頂碑裏側は山頂碑らしく「飯山白山 標高284m」と刻まれています。両碑ともに両サイドには、チーム厚木の選手の直筆サインが記されています。

この碑は2024年1月に建てられたものだそうですが、日本一に輝いたのは同年11月です。まさに決意し成し遂げた祈願成就の碑として、ベイファンならずとも記憶にとどめに訪れる人もいるようです。あやかりたいですね。

一部報道によると、チーム厚木は2025年自主トレは見送ったとか。山頂側の石碑の先には横浜ランドマークタワーが立っているのが見えます。球団聖地の横浜スタジアムは、そのほぼ真横に位置すると思います。

2025年はもちろんですが、引き続きプロ野球日本一の座を目指して、新たにチーム厚木に立ち上がってほしいものです。