「富士山頂上陣地バトル」の勝者とは
山に関する「あいまいさ」といえば、面白いのが富士山についてのエピソード。冗談半分本気半分で、静岡と山梨の両県民が「富士山はウチのものだ」と主張し合っているのがよく見られますが、実は富士山頂付近に県境はありません。古くから何度も議論されてきたものの、決着がつかないままずっとどちらの県にも属していないのです。

ただ、富士山頂の土地自体は、富士山本宮浅間大社の所有だと1974年の最高裁で判決が出ています。また、富士山頂郵便局、富士山特別地域気象観測所の所在地は静岡県になっているため、山梨県民には少し分が悪いかもしれませんね。

県境が決まっていない山頂は他にも全国に複数あるので、地元の山はどうなのか、調べてみるのも面白そうです。