キャンプで活躍してくれるランタンは優しい光でサイトを照らし、炎を眺めているだけで心がほっこり温まるような気がします。ドイツ産まれの伝統的なランタンメーカー「Feuerhand」(以下、フュアハンド)社の灯油ランタン「フュアハンドベイビースペシャル276」を父から譲り受け、使い始めてから初の芯変えです。夏のキャンプに備えておニューの芯でキャンプを楽しみたいと思います。
ハサミと定規のみでイケてしまうシンプルさも魅力
まずは芯をネットで検索して購入。276用純正サイズは幅1.25cm×長さ12cmです。純正以外の芯を使用する場合は幅1.3cmまでは使用できるそうです。長さは15cm~20cm程度にすると使い勝手がいいようです。

芯を購入して、さっそく芯の交換に挑戦しました。用意したのはハサミと定規です。

ランタンは冷めた状態で燃料を抜くこともお忘れなく。ランタンの一番上の吊り下げハンドルをつかんでフードを持ち上げます。

持ち上げている間にガラス製のホヤを灯油の注入口と反対側に倒して外します。今回は古い芯が燃え尽きていたので引き抜く必要はありませんでした。

次に芯を上げるノブを回してバーナー部分を取り外します。このバーナー部分のバラシがちょっと戸惑いますが、留め具を外す感じで回せば取り外せます。



フュアハンドベイビースペシャル276のバーナー部分の表と裏です。


芯交換のためにバラらしてみました。

芯を定規で20cm分測って、ハサミでカット。

ここからは芯交換の作業手順をご紹介!
バーナー部分の裏側から新しい芯の先端をまっすぐ差し込み、ノブを回してスムーズに上下できることを確認します。

芯の長さは2~3cm程度出るくらいにしておくといいですね。必要に応じて先端を斜めにカットすると着火性が良くなります。

芯をタンクに入れながらバーナーを元に戻します。バーナー部分をランタン本体に戻してしっかりと固定。外した時と逆に回して留め具に沿ってはめ込む感じです。

キャンプ場で使う前に燃料を入れて芯に十分染み込ませてから火をつければ見事に復活です。新しい芯は乾燥しているので15~30分ほど燃料を染み込ませてから着火するとスムーズに点火できます。

キャンプの夜に欲しいマストアイテムが質実剛健なランタンです。永くキャンプとともに愛用したと思います。