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オオニベをゲットしたのはまさかのサーフ? 全国を旅する釣り師が「釣り人生最高の幸運」と称する衝撃の釣果を目撃

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


海釣りといえば、堤防や港からの釣りを思い浮かべる人も多いはず。しかし、砂浜で釣りをおこなうサーフフィッシングも人気の釣り方のひとつです。車中泊で全国を釣り歩く釣り師、たくわんさんの『たくわんのフィッシングライフ』では、砂浜から巨大魚「オオニベ」を釣る様子が公開されていました。

魚に遭遇できる確率が低い方法

砂浜からオオニベを釣ることは、実はかなり難易度の高いチャレンジです。日本全国で様々な釣りを経験してきたたくわんさんも「この釣りが1番魚に遭遇できる確率が低い気がする」と語るほど。というのも、オオニベは普段は水深50mから100mの深場に生息しています。砂浜からオオニベを釣るためには、オオニベが接岸し捕食活動をするほんのわずかな瞬間に遭遇し、釣らなければなりません。

まずは、広大な砂浜を移動しながら、オオニベのエサになる「グチ」などの小魚を探るたくわんさん。グチのいる場所を見つけられれば、そこでオオニベに遭遇できるという算段です。

しかし、グチが1匹も釣れないまま海が荒れ、成果を出せずに数日が経過。海が荒れてやることがないときは、徳を積むためにもゴミ拾いをするそうです。ゴミ拾いをしているときに、釣りのヒントになる手がかりを発見できることもあるよう。

大きなグチがヒット!

海が穏やかになってから3日。ルアーの針に、グチの餌になるシラウオが掛かりました。期待を胸に釣りを続けていると、少し離れた場所で鵜の群れが潜水を繰り返す様子を発見。グチの群れがいる可能性を感じた直後、隣の釣り人のルアーにグチが掛かります。その後、ついにたくあんさんも大きなグチをゲットしました。

大きなグチが入ってくるときは、巨大なオオニベが入ってくる可能性が高いそう。グチの群れがどんどん手前に寄ってきたので、オオニベにルアーを見つけてもらうため、目立つ色のルアーに交換し存在をアピールします。