ソトラバ

知る人ぞ知る水場と岩場を探索! ルートファインディングが楽しいマイナールート「道畔谷北尾根」

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

尾根上には眺めのいい岩場が点在

尾根に乗ると、日当たりがよくて暑いのですが、そこここで眺望が楽しめるし、吹き渡る風が心地いいです。背後をちょこちょこと振り返りつつ、のんびり歩みを進めます。

阪神間の街並みをバックに、なんだかおむすびみたいなカタチの岩がふたつ。まるで双子のきょうだいみたいに並んでます。勝手に「おむすび兄弟」って名付けていいかなぁ。

三角の岩

道畔谷北尾根を詰め上がると、荒地山から北東に伸びる尾根に合流します。そこからはもうメジャーな一般ルート。そして登りきったところが荒地山の山頂です。

荒地山

山頂部は、ちょっとした広場になっていて、木陰もあります。ゆったりくつろぎながら休憩するには最適の場所。さーて、網目のような径の、どれをどう通って下山しようか。

六甲山は、どこへ降りても「街」なので、降りてから何をしたいかによってルート選択をするのが筆者の定番です。温泉を目指すのか、美味しい飲食店を目指すのか。選択肢は無限にあるので、そこが一番の問題なんです。

仙介

六甲山の恵み、花崗岩の土壌でろ過された銘水と、冬に六甲山から吹き降りる冷たい季節風の「六甲おろし」によって作られる「灘五郷の酒」。爽やかな〝夏酒〟というジャンルもあって、この日は芦屋川に降りてコチラを堪能。六甲山の恵みに感謝……。