リズム感や表現力も必要となる演技種目
スピードを競い合う種目が多い一方で、一輪車ならではの種目も。フィギュアスケートのように一輪車に乗ったまま音楽に合わせて演技をおこない、その完成度を競うのが演技種目です。ソロやペア、グループでの演技があり、グループ演技はさらに5人以上9人以下のSmallと、10人以上18人以下のLargeに区分。それぞれ華やかな衣装を着て、ダンスを踊るかのように息の合った演技をします。

隔年で国際大会がおこなわれていて、審査では一輪車の技術や技の難易度といったテクニックだけでなく、音楽との親和性や表現力も重要に。2024年7月にアメリカで開催された「UNICON(ユニコン)21」では、男性ソロ演技部門で日本代表の木村柊弥さんが優勝するなど、日本人も多く活躍しています。

今回は色々な一輪車競技について紹介しました。公園やスポーツ施設で貸し出しをおこなっているところも多いので、怪我に気をつけて一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。