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富士山、砂浜、クロマツ100万本! 海と松のコントラストが絶景の「日本三大松原」の見所とは

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和の自然風景の象徴ともいえる「松」。なかでも海岸線に美しく広がる松林は「松原」と呼ばれ、古くから日本人に親しまれてきました。数ある松原のなかでも、とくに景観の美しさで知られているのが「日本三大松原」。今回は、それぞれに個性あふれる三つの松原をご紹介します。

白砂と松林の静かな絶景を望む「気比の松原」

福井県敦賀市にある「気比の松原」は、敦賀湾の奥に広がる白砂の浜と、約1キロにわたって続く松林が特徴。面積はおよそ34万平方メートルに及び、国の名勝にも指定されています。

松林内には遊歩道が整備されており、森林浴や歴史文化を学べるコースなどが用意されているのも魅力の一つ。静かな海を眺めながら、のんびりとした時間を過ごすことができます。春には新緑、秋には落ち葉の風情を楽しめるのもポイントです。

富士山と松の奇跡のコラボレーション「三保松原」

静岡県の「三保松原」は、駿河湾に突き出した半島の海岸線に沿って広がる松原で、最大の魅力はなんといっても富士山とのコラボレーション。海と松、そしてその奥にそびえる富士山の絶景は、日本を代表する景観の一つといえるでしょう。

江戸時代の浮世絵師・歌川広重もその美しさを描いており、現在では富士山の世界文化遺産の構成資産として登録されています。