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キャンプの日傘選びは「ミニ&軽量」が最適解! アウトドアならではのこだわりポイントとは

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

もちろん素材や色、直径、扱いやすさも要チェック

ただ、小ささや軽さばかりに目が行って、本質的な部分を見落としてしまってはいけません。生地の素材や、開いたときの直径サイズなども要チェックです。

「日傘の生地は、たいていポリエステルです。いずれもコーティングが施されていて、遮熱効果を高めています。『遮光率99%以上』などとそれぞれ数値を明記していますので、必ず確認してください」(中山さん)

裏のコーティング

表面の色も、シルバー系のテカテカしたものが多いですが、メーカーによって黒や白、茶色などいろいろ用意されていますから、好みのものを選ぶといいでしょう。なお、これらの日傘は撥水効果も備えているそうなので、雨が降ったときも安心。常に携帯しておきたいですね。

シルバーの生地
白い生地

開閉時にちょっとしたコツが必要な日傘もある

コンパクトな日傘だと、開いたときのサイズも気になりますが、「これは製品によって異なりますから、購入時は実際に開いてみてサイズ感を確認してください」(中山さん)

ちなみに、先の3製品は、約93cm、約88cm、約90cmと微妙に違います。サイズ的にはいずれも十分な大きさだと思いますが、なかにはもっと小さな製品もあるみたいなので、用途を考えてチェックするといいでしょう。

傘を差してる

「なお、コンパクトな日傘は、開くときにちょっとしたコツが必要になる場合もありますから、そこも合わせて確認してください」(中山さん)

このほかにも、傘の畳みやすさ、袋へのしまいやすさも意外に違いがあるので、購入時はそこもチェックしておくといいでしょう。折り畳むのが苦手という人は特にご注意を!

日傘を活用する期間がどんどん長くなるかも!?

最近は、男性の日傘ユーザーも増えていて、見かけても違和感がなくなってきました。筆者は先日、強い日差しのもと、妻の日傘に入れてもらったら、暑さが断然和らいだのでびっくりしました。

強い日差しは、肌にも目にも悪影響を及ぼすおそれがあります。また、1年の中でも暑い時期がとても長くなっているので、日傘を活用する期間もどんどん長くなるかもしれません。

小さくて軽ければ、常に持っていても負担になりません。「ミニ&軽量」はあくまでも筆者の個人的な志向ですが、ぜひ皆さんなりのベストなマイ日傘を見つけてください。

【取材協力】
WILD-1ゆめが丘ソラトス店(神奈川県横浜市泉区ゆめが丘31番地 ゆめが丘ソラトス1 2F)
https://www.wild1.co.jp/shop/yumegaoka/

中山さん

中山裕麻さん
【プロフィール】大型テントの設営、液体燃料のランタンなど手間のかかる作業が大好きというWILD-1のキャンプ担当。幼少期からキャンプに慣れ親しみ、最近は家族や友人とのグループキャンプを楽しんでいる。手芸が得意という一面も!