ソトラバ

種類も豊富な「保存食」をもっと活用するべし! キャンプ飯はもちろん非常食としてもオススメ

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

非常時でも温かい保存食があれば心が安らぐ

保存食は水でも作れますが、やはりお湯で作ったほうがおいしいですし、体の冷えも防げるので、味的にも時間的にもカラダ的にもメリットがあります。

「お湯があれば、温かいご飯が食べられますし、カップラーメンだって作れます。防災対策として、コンパクトなガスバーナーも備えておけば、手軽にお湯が沸かせて便利ですよ」と中山さん。ガスバーナーは登山では必須の装備ですが、所有していない人は防災用に準備しておくのがおすすめです。

お湯沸かしてる

「被災したときは、どうしても心細い気持ちになりやすいと思います。そんなときに温かいご飯があれば、きっと心が安らぐはずです」(中山さん)

キャンプでも防災用の備蓄としても活用したい

先にも書いたように、保存食はとにかく種類が豊富です。防災用として備蓄しておくのはもちろんのこと、アウトドアで活用してもいいと思います。

「お湯や水を入れるだけでおにぎりが作れるものもありますし、パスタが好きな人には、ペペロンチーノやきのこパスタなどもあります。好みのものを用意しておけば、アウトドアでも役立つでしょう」(中山さん)

パスタのパッケージ

アウトドアでの昼食や、キャンプ飯であまり手をかけたくないときなどは保存食に頼るのもアリだと思います。それにキャンプなどで試しておけば、いざというときにもスムーズに扱えるでしょう。

このほかにもショップ店頭には、お米を入れるだけでご飯が炊ける袋や、好みのカレールーを入れて作る“カレーの具”といった商品もありました。アウトドアでも楽しめて、防災のための備蓄にも向いている保存食に、もっと注目してもいいかもしれません。

【取材協力】
WILD-1ゆめが丘ソラトス店(神奈川県横浜市泉区ゆめが丘31番地 ゆめが丘ソラトス1 2F)
https://www.wild1.co.jp/shop/yumegaoka/

中山さん

中山裕麻さん
【プロフィール】大型テントの設営、液体燃料のランタンなど手間のかかる作業が大好きというWILD-1のキャンプ担当。幼少期からキャンプに慣れ親しみ、最近は家族や友人とのグループキャンプを楽しんでいる。手芸が得意という一面も!