「北海道長距離自然歩道」はケタ違いのスケール
最後に、いま最も壮大なスケールで整備が進められている「北海道長距離自然歩道」。未整備区間も含めると総距離は約4600kmにおよび、全国の長距離自然歩道のなかでも最大級となっています。

道内を東西南北に縦横断する23のルートで構成されており、それぞれにテーマが設けられています。「維新の道」は函館から長万部まで、幕末から明治にかけての歴史をたどるルート。一方、「丘の道」は南富良野町から愛別町へと続き、なだらかな丘陵地を進む北海道らしい風景が広がります。

今回ご紹介したルートは一部にすぎません。長距離自然歩道は全国各地に広がっており、地元の知られざる景色に出会えるきっかけにもなってくれるはず。まずは、身近な区間から一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。