プラスチックの日用品メーカー「リス」はシンプルかつ無骨なデザインと驚異の耐荷重100kgを誇るハード性で人気の収納容器ブランド「トランクカーゴ」シリーズから、新色の「クリア」と「クリアブラック」の2色を2025年10月21日(火)より発売を開始します。

今回新たに登場したクリアカラー2色は従来の「頑丈でタフな収納」という特徴はそのままに「中身が見える」という付加価値をプラス。これにより従来の課題であった「蓋を開けないと中身がわからない」というストレスを解消。トランクカーゴが活躍するシーンをアウトドアから室内での防災備蓄、業務用途の備品管理まで大きく広げることが期待されます。
ユーザーの課題解決と「フェーズフリー」への対応
今回のクリアカラーの開発はトランクカーゴユーザーからの直接的なフィードバックと日本社会における防災意識の高まりという、二つの重要なニーズに応えるために実現しました。

イベントなどでのユーザーヒアリングにおいて、「トランクカーゴ」は積載性に優れて便利だけど、蓋が閉まっている状態では中身が分からず、とくに数を多く使用していると必要なものを探すのに手間取る」という意見が多く寄せられていました。
アウトドア収納のストレスを解消する「視認性の向上」
今回新たに登場した新色のクリアカラーは従来の頑丈さや効率的なモジュール性(積み重ね機能)といった特徴を維持しつつ、本体を半透明にすることで内容物の視認性を大幅に向上。これにより分類・整理整頓の効率が飛躍的に高まり、とくに備品が多いグループキャンプや沢山のボックスを扱う業務用途での利用価値を高めます。

日常と非常時をつなぐ「フェーズフリー」デザイン
地震や台風といった自然災害が多い日本では、日常的に使用する道具を災害時にも役立てる「フェーズフリー利用」が強く推奨されています。例えばインテリアと調和する馴染みやすいクリアな色合いはアウトドア感の強かった従来のカラーに比べ、リビングやクローゼットといった目につきやすい場所に置いてもインテリアを損ないません。

また在宅避難時の迅速な対応で災害時に避難所へ行かずとも自宅で生活を続ける在宅避難を望む人が増えるなか、中身が見えることで道具の収納場所が瞬時に分かり非常時の混乱時でもスムーズな道具の出し入れが可能となります。
防災、備蓄管理への貢献
新色の「収納物を確認しやすい」という機能は災害への備え、とくにエマージェンシーボックス(非常用備蓄容器)として従来のトランクカーゴにはない大きな利点をもたらします。
防災備品「ローリングストック」の管理効率化
防災備品は定期的な入れ替えが必須となる「ローリングストック」での管理が推奨されます。取り出しやすく目につきやすい場所に備蓄品を保管し、中身が見えることで収納物の消費期限や残量の確認が容易になりローリングストックの循環を継続しやすくなります。

また、トランクカーゴの特徴であるフタをしっかりロックできるバックルと、雨やほこりが入りにくいフタの構造は収納物を堅牢に守り、いざという時まで備蓄品の品質を保ちます(※ただし、完全防水ではありません)。