青空の広がる初夏、アウトドア好きにはたまらない季節がやってきましたね。今回ご紹介する動画では、日本百名山のひとつ「斜里岳」の登山にチャレンジする様子が公開されています。挑戦するのは、YouTubeチャンネル『髙倉屋 takakuraya』を運営する、ハイカーたかくらさん。
登山やアウトドア業界に詳しいたかくらさんは、登山道具の知識や安全技術、実際に登山を楽しむ様子などを動画で発信しています。しかしそんなたかくらさんでも、今回挑戦した斜里岳では想像以上の険しさに直面したよう。さっそく一部始終を追ってみましょう。
ヒグマ対策は万全に! 斜里岳三井コースに挑む
斜里岳は、北海道知床半島にある標高1547mの山。日本百名山のひとつであり、アイヌ語では「オンネヌプリ」と呼ばれアイヌの人々にも親しまれてきました。人が少なく静かな三井コースでは、ヒグマに遭遇することもあるそう。たかくらさんはヒグマ対策として鈴や撃退スプレーを携帯し、奥様とともに往復約9kmの登山道に挑みます。

たかくらさんが開発しているサングラスのテストを兼ねている今回の登山。サングラスと一緒に開発している帽子も着用し、しばらく沢沿いの道を楽しみます。たびたび声を出したり笛を鳴らしたりと、ヒグマへの警戒も怠りません。
ついにヒグマと遭遇か!? と身構えるも…
登るペースについて楽しそうに掛け合いながら、次の休憩ポイントに到着しました。体を休めつつポテトチップスを味わっているそのとき、近くで何やら物音が。ついにヒグマと遭遇か? と身構えるたかくらさんでしたが、ヒグマの姿は見えません。

頂上まであと少しというところで、たかくらさんは突然睡魔に襲われてしまいます。朝が早かったため、ここへきて急激に眠気がやってきた様子。奥様に励まされ、なんとか立ち上がりました。山桜を楽しみ、6月にもかかわらず雪の残る登山道を進みます。地面の傾斜も次第に強くなってきました。
振り返ると、眼下には美しい斜里の街が広がっています。山肌はますます滑りやすくなり、油断はできません。映像を通し、遠くに臨むオホーツク海や知床連山の美しさが存分に伝わってきます。ゴツゴツとした岩肌もロープを伝って慎重に越え、いよいよ山頂が近づいてきました。


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