青緑色のユーシン渓谷の水と紅葉の鮮やかな彩りのハーモニー
日光が差し込み揺らめく青水。バスクリンでも撒いたかのようなエメラルドグリーン、ターコイズブルーとついついカタカナでいってしまいますが、神秘的な青緑色のユーシン渓谷の水と紅葉の赤が鮮やかなハーモニーを奏でていました。

ところでユーシン渓谷のユーシンってなんでこの名称なのでしょうか? 諸説いろいろあるようです。森林管理小屋の番人だった小宮兵太郎さんが「谷深くして水勢勇まし」という意味から「湧津」と名付けたとか。1951年の三保村公史には「涌深」と記載されているそうです。
真っ暗な新青崩隧道ではライトが必携
ユーシン渓谷のハイキングには欠かせない持ち物があります。それはヘッドライトと懐中電灯です。筆者は山登りには日帰りでも必ず持っていく必須アイテムです。いっしょに行った同窓の仲間は災害時にも使えるからと、今回新しくヘッドライトを買って来ました。

ユーシン渓谷では1号隧道の境隧道(さかいずいどう)、2号隧道の新青崩隧道(しんあおざれずいどう)、3号隧道の石崩隧道(いしくずれずいどう)、4号隧道のヘビ小屋隧道(へびごやずいどう)など、今は休業中のユーシンロッジまで、いくつもの隧道=トンネルを通ります。

なかでも途中で曲がっている新青崩隧道は真っ暗なのでライトが必要です。トンネルの長さは327メートル。途中で曲がっているために見通すことは出来なくてまっくらです。隧道を抜けるごとにユーシン渓谷の風景が変化して何やら劇的な効果があるのです。なかでも石崩隧道を出たところの渓谷はオススメのビュースポット。ヘビ小屋隧道の先の川のよどみもユーシンブルーの見どころでした。
紅葉もたっぷりと楽しめた丹沢湖からのユーシン渓谷。ハイキング日和の一日を満喫しました。次回は新緑の時に訪れてみたいと思います。

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