雪景色の中でエメラルドグリーンの池は?
志賀高原にはたくさんの池があるのですが、その中でも一番大きいのが大沼池。志賀山から流れ落ちた溶岩流が川をせき止めて形成されたものだそうで、志賀高原でも屈指の美景が楽しめる場所。でも、空模様は晴れたり曇ったり。昨日と同じような時雨空です。

残念ながら、曇り空の下では、エメラルドグリーンには見えないみたい。コバルトブルーの湖面と、うっすら雪をまとった樹林に囲まれた池の姿はとても美しいけど、ちょっと残念。晴れていると、こんな感じです。

さて、お目当ての池も見たし、気を取り直してもうひとつの目的、新蕎麦を目指して下山! 気のせいか、みんな足取りが早くなってるような?

このあと向かったのは、地元民の間で圧倒的な人気のある「岩本そば屋」。あらかじめ電話をかけて、蕎麦を確保してもらっていたのですが、お店についたら、もう「閉店」の看板が。あぶないあぶない。

コチラで提供されているのは、北信の郷土食「ぼくち蕎麦」というもの。この地域に自生する「オヤマボクチ」というキク科の植物の葉のうらにある細かい毛を蕎麦のつなぎに使うというもので、ほどよく腰のある美味しいそばになるのです。

さすがの新蕎麦、蕎麦の香りが素晴らしく、揚げたての天ぷらと共に美味しくいただきました。お天気はイマイチだったけど、新雪を踏んで歩けたし、新蕎麦も味わえたし、温泉にも入れて、善き山旅でした。
満足満足。と、帰り際にふと景色を見ると、えらいええ天気になってきたがな! なんでやねん!
りんご畑の向こうにそびえる美しい北信五岳を眺めながら帰途につきました。また晴れた日に来るぞ!


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