メリノウールの上にはフリースがいい
インナーにメリノウールを着たら、その上には、速乾性の高い素材のウェアを着用するのがオススメです。メリノウールは汗を吸収し、それを放湿してくれるため、その水分をうまく逃がせると同時に、保温性の高いものがいいでしょう。
一般的なのはフリース素材で、乾きやすくて保温性も高いので、より快適さが増します。重ね着を上手に活用するのもポイントなのです。
ファスナーで連結したジップインジップも便利
重ね着と言えば、「ジップインジップ」にも注目です。これは、アウターとライナー(内側に装着するウェア)をファスナーで連結したタイプで、ジャケットなどに採用されています。ファスナーで両者を着脱することで暖かさを調整できます。

例えば、コロンビアの「クローバーデールIIインターチェンジジャケット」では「3Way」とうたっていて、アウター+ライナー、アウターのみ、ライナーのみというように、時々の環境に合わせて着こなせるわけです。

このように、ウェアを工夫することで、体の熱を逃がさない対策は可能です。特にメリノウールは絶対にオススメですので、まだ着ていない人はぜひ!
【取材協力】
アルペントーキョー [Alpen TOKYO] アルペンアウトドアーズフラッグシップストア新宿店(東京都新宿区新宿3-23-7 ユニカビル)
https://store.alpen-group.jp/加藤祥太さん
【プロフィール】アウトドアブームに乗り遅れまいと、7~8年前にキャンプに挑戦。一気にハマり、いまでは月1回ペースでソロキャンプを楽しんでいる。焚き火も大好物で、調理師免許を生かしたオリジナル料理とお酒でまったり過ごすのが最高のひととき!

記事一覧
キャンプ場を探す
ショッピング
