バイクを買い替えました。前の愛車「KTM390 Adventure」は、楽しくもシート高が高いバイクで、跨るたびに足つきの悪さに悩まされました。サイドスタンドの上げ下げに難儀し、左足をつくと右足がブレーキペダルに届かない、といった困難があり、乗るたびに色々と面倒が付きまといました。そこで、同じクラスながら少しシート高が低い兄弟モデルDukeに乗り換えました。こちらは完全ストリートバイクで、軽くてコンパクト。そのおかげで、以前よりもずっと気軽に、自由にバイクを楽しめるようになりました。

夏の終わりに壮大なアラスカを再訪
10年前に一度、アラスカにいる友人を訪ねたことがあります。その時の大自然のスケール、そして人々の逞しい暮らしぶりに感動し、「いつかまた必ず」と思っていましたが、急に思い立ち、夏の終わりに再訪を決行しました。アラスカの州都アンカレッジへは、サンフランシスコからカナダを縦断する国内線で向かいます。上空から見下ろすカナダとアラスカは、どこまで行っても果てしなく山、山、山。その広大なスケールに、少し怖いくらいの感覚を覚えました。

アラスカでは携行必須のクマ除けスプレーをレンタル
約4時間のフライトでアンカレッジに到着。移動手段には、Turoというカーシェアサービスを利用し、Mazda3を借りました。特筆すべきは、このカーシェアのオプションで熊よけスプレーをレンタルできたこと。アラスカでは必携ですが、買ってもほぼ使い道のないスプレーを、必要な時だけ借りられるのは、まさにこの地ならではの合理的なアイデアです。

翌日は、北米最高峰デナリ山を見るべく、デナリ州立公園を目指しました。北へ向かう一本道は、両側を深い森林に囲まれ、時折、夏の終わりを告げる濃いピンクのファイアーウィードの花が咲き乱れています。

現地には3時間ほどで到着し、お目当ての「デナリ山を一望できる」というカリーリッジトレイルへ。シーズン終わりで人も少なく、シエラのトレイルよりも鬱蒼としてジャングルっぽかったため、「熊が出たら嫌だな……」と少し緊張しながら速足で尾根まで進みました。しかし、360度のパノラマビューが開けたポイントに到着したものの、空は分厚い雲に覆われ、デナリ山は全く見えませんでした。天候が良くなかったので期待はしていませんでしたが、やはり残念な気持ちになります。

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