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急勾配トップは烏帽子岳! 登山好きが憧れる「日本三大急登」の魅力とは

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高山植物の咲き乱れる烏帽子岳

長野県と富山県の県境にまたがる北アルプス後立山連峰。その南に続く尾根のひとつが烏帽子岳・ブナ立尾根です。烏帽子の名がつく山は国内に90座以上あるのですが、その中でも一際鋭く尖った形で、「北アルプス三大急登」にも数えられています。山頂はピラミッドのような形が美しく、地図上の勾配は23度と「日本三大急登」でもトップの急勾配。

一方で、山頂の北側には大小様々な池が点在する四十八池があり、初夏にはクロユリ、ウサギギクなどの高山植物が咲き乱れるお花畑を楽しめます。特異な地形や季節により変わりゆく姿に何度でも訪れたくなることでしょう。

「日本三大急登」の山々は、登り道の厳しさはさることながら、山頂からの風景や歴史感、動植物の季節の移ろいなど、たくさんの魅力に溢れています。上級者コースを踏破する喜びも大きいため、少しずつレベルアップして挑戦してみてはいかがでしょうか。