これまでのキャンピングカーや車載収納といえば、「キッチンはここ」「ベッドはここ」と、メーカー側があらかじめ用途を決めた「完成品」が主流でした。しかし、私たちのライフスタイルは日々変化します。平日は仕事のオフィスとして、週末は趣味のベースキャンプとして、時には家族との買い物車として。京都府京田辺市のワークヴォックスが発表した新ブランド「tac・luc(タックラック)」は、そんな現代の多面的な暮らしに寄り添う、全く新しい車載ハンギングシステムです。
コンセプトは、「作り込みすぎない」こと。2026年1月26日に発表されたこのシステムは、1月30日(金)より開催される「ジャパンキャンピングカーショー2026」にて、その全貌が明らかになります。
Wood & Black Steel が生む「余白」の美学
「tac・luc」の佇まいは、シンプルでタフなスカンジナビアン・インダストリアル。 キズに強いサテンブラック塗装のスチールと、オイル仕上げの天然木突板。この異素材の組み合わせは、商用車の無骨な荷室を、まるで北欧のカフェやアトリエのような「心地よい居住空間」へと一変させます。

しかし、真のデザインは表面的なスタイルだけではありません。あえて用途を固定しない「余白」を設計に盛り込むことで、ユーザーが自分の手で「使い方をデザインする」楽しさを残しているのです。
25mmピッチと独自形状の「+〇穴」
「tac・luc」を支える核となるのが、緻密に計算された拡張システムです。ボードには25mmピッチの穴が配置されています。これにより、専用アクセサリーだけでなく、市販の有孔ボード用パーツや100円ショップの収納パーツまでもがそのまま使用可能。

専用品に縛られず、ユーザーのアイデア次第で無限にカスタマイズが広がります。十字穴と丸穴を組み合わせた独自の形状により、フックやブラケットを上下左右、さらには斜めへと自由自在に配置。長尺物の横置き固定など、従来のボードでは難しかった複雑なレイアウトも、ミリ単位で実現可能です。
「落ちない・揺れない」自動車専用設計の信頼
家庭用の壁掛けボードと決定的に異なるのは、その「強度」です。 クルマは走行中、常に激しい振動や加減速による荷重にさらされます。「tac・luc」は自動車内装を手掛けてきたワークヴォックスのノウハウを活かし、厳しい強度解析を実施。

重いキャンプギアや自転車を壁面固定しても、ガタつかず、脱落しないタフな固定構造を実現しました。また、ボルトオン構造を採用しているため、車両の点検やメンテナンス時には必要に応じて取り外すことができ、実用面での配慮も万全です。
暮らし、遊び、働くをこれ一台で!
「tac・luc」があれば、あなたのクルマは魔法のように姿を変えます。25mmピッチを活かしてPCスタンドやガジェットを配置。車内が即席の移動オフィスになり、 頑丈なブラケットで、高価なロードバイクや重いキャンプギアなどを「魅せる収納」として壁面固定することができ、天然木の温もりのなかで、ペット用品や車中泊グッズを整理。車内を「荷室」ではなく「リビング」として楽しむことができます。


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