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春のエギングで“噛み合わない”理由とは? アオリイカ狙いのランガンで「エギ交換」と「動線」が釣果を分かつ

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


待ちに待った春のアオリイカシーズン。しかし、多くのアングラーが「ポイントも潮も悪くないのに、なぜか時合を逃してしまう」という得も言われぬ違和感に直面します。秋の数釣りと違い、回遊待ちの時間が長く、時合が極端に短い春のエギング。その勝敗を分けるのは、ロッドの性能でもエギのカラーでもなく、実は「エギ交換のコンマ数秒」と「移動の軽快さ」にありました。

フィッシング&アウトドアブランド「DRESS(ドレス)」を展開するライラクスは、春特有の“噛み合わない釣り”を打破するための「動線」の重要性を提唱。エギ交換の効率を極限まで高め、集中力を切らさないための専用装備『DRESS エギングバッグ』を今春に向けて再入荷しました。道具を変えるのではなく「釣りの流れ」を整える──。春イカ攻略の核心に迫ります。

春の致命傷は「エギ交換でもたつく一瞬」にあり

春のエギングは、一杯の重みが秋とは比較になりません。ターゲットは大型化し、警戒心も最大級。回遊のタイミングは非常にピンポイントで、チャンスは一晩、あるいは一日に数回しか訪れないことも珍しくありません。

時合を殺す「バッグの中の混沌」

「潮が動いた。今、カラーを変えれば抱くはずだ」 そう確信してバッグを開けた瞬間、エギ同士のカンナが絡まり、取り出すのにもたついてしまう。あるいは、どのポケットにどのアクションのエギを入れたか分からず、ライトで中を照らして探してしまう。 このわずか数分のロスが、春は致命的になります。エギを変えリーダーを確認し、次の一投を投じる頃には、イカの群れはすでに通り過ぎ、海は再び“無”へと戻っているのです。

視覚化がもたらす「思考の加速」

春に強いアングラーは、迷いがありません。最新の収納スタイルでは、エギを横に重ねるのではなく、「縦に並べて収納する」設計が主流になりつつあります。 3.5号のエギがサイズ・カラー別に整然と並んでいることで、一目で状況に合わせた次の一手が決まる。手が止まらない。この「考える前に次の一投へ移れる」スピードこそが、エギの性能差を超えた実力差となって現れます。

春イカ攻略に欠かせないのが、ポイントをテンポよく叩くランガンスタイルです。しかし、磯場の足場の悪さや、防波堤の段差移動が繰り返される中で、装備の小さなストレスが集中力を削いでいきます。

「ズレ」と「引っかかり」が集中力を奪う

歩くたびに前に回ってくるバッグは、キャストの瞬間に肩に干渉するストラップにより、片手でスムーズに開閉できないファスナー。これらの小さな違和感は、数時間の釣行で大きな疲労へと蓄積されます。

集中力が削がれれば、繊細なアオリイカの「イカパンチ」や、わずかなラインの違和感を見逃すことになります。ランガン主体のアングラーほど、今、「収納の仕方」と「バッグのフィット感」を見直しているのは、こうした背景があるからです。

ナイトエギングの極意「見えない」ことが武器になる

春の大型狙いで避けて通れないのがナイトゲームです。暗闇の中での作業は、日中以上に「動線」の完成度が試されます。

警戒心を煽らない「赤色光」の活用により、最近の熟練エギンガーの間で広がっているのが、手元だけを最小限の光量で照らすスタイルです。とくに、水面に光が漏れにくい赤色光の小型ライトの使用が推奨されています。 ルアーチェンジやリーダーの結び変え時、明るすぎる白色ライトは水面を照らしてしまい、接岸したイカに警戒心を与えかねません。「必要な場所だけを照らし、水面は暗いままにする」。夜の集中力を切らさず、イカを散らせないための工夫が、一杯への距離を縮めます。

最近の熟練エギンガーの間で広がっているのが、手元だけを最小限の光量で照らすスタイルです。特に、水面に光が漏れにくい赤色光の小型ライトの使用が推奨されています。 ルアーチェンジやリーダーの結び変え時、明るすぎる白色ライトは水面を照らしてしまい、接岸したイカに警戒心を与えかねません。「必要な場所だけを照らし、水面は暗いままにする」。夜の集中力を切らさず、イカを散らせないための工夫が、一杯への距離を縮めます。