キャンプで焚き火を眺めながらお酒を楽しむ人は多いはず。そこで重要なのがお酒のチョイスです。実は数あるお酒のなかで、キャンパーからの人気が高いのがラム酒。今回は、そんなラム酒の魅力をご紹介します。
とにかく管理が楽でキャンプ向き!
ラム酒とはサトウキビを原料に造られる蒸溜酒。独特な甘みと豊かな香りが特徴的で、平均的なアルコール度数は40~50度と高めです。体を温めるにはもってこいな度数ですね。

度数が高いお酒はたくさんありますが、そのなかでキャンパーがあえてラム酒を選ぶのは、管理が楽だからというところが大きいよう。例えばワインや日本酒を美味しく飲もうと思ったら、酸化や適正温度を気にしてデリケートに保管しなければなりません。また、一度開栓してしまったら早めに飲み切る必要があります。

一方、ラム酒は温度管理がほとんど不要。またラム酒は度数が高く割って飲むことも多いため、瓶1本を消費するのに時間がかかりがちですが、開栓後も長期保管ができるので無理せずゆっくり飲むことができます。余りは自宅で飲んだり、次のキャンプに回したりできるのはありがたいですね。
ラム酒を使って料理やスイーツをもっと美味しく!
キャンプとラム酒の相性が良いもう1つの理由が、料理の香り付けにも使えるところ。ラム酒の芳醇な甘い香りは、メインディッシュの肉料理などを手軽にグレードアップしてくれます。

とくに真価を発揮するのがスイーツ。バニラやシナモンなどに似た香りを持つラム酒を、フレンチトーストなどの甘いスイーツにかけてみてください。その場で作ったものだけでなく、スーパーやコンビニで購入したスイーツでも大丈夫です。ラム酒をかけるだけで、ワンランク上の大人のスイーツに早変わりするでしょう。