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横須賀美術館でアート鑑賞&紫陽花を愛でる! そこで出会ったハート型の紫陽花に魅せられる

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


梅雨の中休みの陽射しが眩しい6月中旬。ユーミンの歌の歌詞にも登場する観音崎の横須賀美術館へ行ってきました。同敷地内の園路では紫陽花ロードが綺麗でした。そして、なんと! ハート型の紫陽花も発見。ちょっといいことがありそうな素敵な横須賀の一日でした。

海を眺望も楽しめる横須賀の美術館の紫陽花ロード

横須賀美術館は市制100周年を記念して2007年に開館した、とても魅力的な美術館です。敷地は後ろ三方を県立観音崎公園の豊かな森に囲まれ、北東が海に面し東京湾の眺望も行き交うタンカーや豪華客船など船舶も楽しめます。

園路沿いに美術館を一周するボリューム満点の紫陽花は2007年の開館から美術館職員のみなさんがひとつひとつ挿し木を行って植え替え大切に育てきたそうです。

横須賀美術館は海側から見た時に背後の森へと視線が抜けています。なだらかな斜面がそのまま海につながり、塩害対策もかねて半分を地下に埋めた低層の建物は地上に出ている部分が森と見事にマリアージュしていて魅惑的です。

約300株の紫陽花が咲く園路の一部は地層や断層も見えていました。観音崎は海底に堆積した地層が隆起してできたとか。傾斜した地層や断層、海底地すべりの痕跡など様々な地層が見える場所でもあってなかなか興味深いところです。

隣接する観音崎公園は観音埼灯台や砲台跡などもあってハイキングにもオススメです。