自然豊かな場所で楽しむ「ジップライン」。美しい景観とスリルを同時に堪能できる、子どもから大人まで大人気のアクティビティです。今回は、多くの人を虜にするジップラインの魅力とおすすめスポットを紹介していきましょう。
猛スピードで滑空する爽快感がたまらない
ジップラインとは、山間部や森などに高低差をつけて張られたワイヤーロープを滑車で滑り降りるアクティビティのこと。施設によっては、「ジップスライド」や「フライングフォックス」という呼び方も。特別な資格や技術は不要ですが、アスレチックなどにある「ターザンロープ」よりもアトラクション性が高いため、ハーネスやヘルメットを装着する必要があります。

年齢や体重制限もある本格的なアクティビティとあって、滑空時の爽快感は格別なもの。さらにコースの長さによっては最高時速が100kmを超える場合もあり、大自然をパノラマビューイングで満喫しながら、スピード感やスリルも同時に体験できます。
アジア最大級のジップライン施設がニセコに誕生
日本で最長のジップラインは、北海道の「ニセコHANAZONOリゾート」に2022年にオープンした「HANAZONO ZIPFLIGHT」。3本のジップラインの総滑走距離はアジア最大級の2591mで、中でも最長コースとなる全長1700mの「MACH3(マッハスリー)」では最高時速110kmを超えるスリリングな滑空が楽しめます。

2本のワイヤーロープが並行して設置されているため、家族や友人と一緒に滑空できるのが大きな魅力。加えて、蝦夷富士とも呼ばれる羊蹄山を空から見渡せることも人気の理由のひとつになっています。