キャンプや山登りなど自然の中のアウトドアはリフレッシュできる反面、スマホの電波が届かず不便に感じることも。そんな時に非常事態が起きたらどうしよう……と、不安に感じる人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、いざという時に役立つiPhoneのSOS機能をご紹介します。
衛星通信を利用したiPhoneの緊急通報サービスがスタート
2024年の夏より電波やWi-Fiが届かない場所でも緊急通報サービスに連絡できる機能がiPhoneに加わりました。対象は衛星通信機能を搭載したiPhone14以降の全てのモデルでiOS17.6以上が必要。古いiOSの人はバージョンアップすればOKです。

そもそも衛星通信は、まわりに遮るものがない空の見える屋外であればどんな場所でも利用可能。木の下など遮蔽物がある状態では時間がかかることもありますが、通信自体はできるケースも多いです。ただ、通常の通信よりもかなり時間がかかることもあるため、事前に使い方を確認しておくのがおすすめ。
衛星通信を利用したiPhone緊急通報の3ステップ
緊急時に使う際には、まず「110番、118番、119番」などの緊急番号に発信します。電波がない場面では「接続していません。衛星経由で緊急テキストの送信を試してください」という通知が出るので、「緊急テキスト」というボタンをタップ。

最後は自身がおかれた緊急事態に関する質問にタップで回答し、衛星経由でAppleに送信すればOK。受信したAppleの担当者が緊急通報先に連絡を入れてくれる仕組みです。