ソトラバ

念願の復活! 帰ってきたカメ五郎さんのブランクを感じさせない見事なわな猟日誌

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


わなを使って獣類を捕獲する「わな猟」。子どもの誕生により育児休暇を取っていたカメ五郎さんが、久しぶりに自身のYouTubeチャンネル『【カメ五郎】ネイチャー・ポケット@YouTube』で、わな猟の様子を公開しています。

久しぶりに山の現状を確認

子どもが1歳6カ月になるまで山歩きをお休みしていたカメ五郎さんが、久しぶりに山に入り現状を確認しました。しばらく放置されていたため、開墾していた裏庭は荒れ果て石垣は崩れ、ため池は長年の大雨で土砂に埋まってしまった状態。心が折れかけたものの、「直せば良い」と笑顔で語るカメ五郎さん。その姿は、頼もしい父親そのものです。

ブランクによる戸惑いを抱えつつも、カメ五郎さんはわなに適した獣道を探し続けます。すると、イノシシのものと思われる食べ跡を発見。立て続けにシカのフンも見つかりました。今回設置するのは「くくり縄」。くくり縄とは獣道に仕掛け、そこを通った獲物にわなを踏ませて捕獲する猟法です。くくり縄を設置するために獣道を探していたところ、比較的新しいものも見つかりました。

イノシシやシカは、獣道に落ちている障害物を踏まずに、跨いだり避けたりして歩く習性があります。この習性を利用し、障害物を跨いだ直後の地面にわなを設置することで、わなを踏ませる確率が高くなるそう。

3箇所にわなを設置したカメ五郎さん

設置場所を決めると、早速わなの設置を始めます。ブランクをまったく感じさせない慣れた手つきで、次々にわなを仕掛けるカメ五郎さん。倒木を利用して環境にわなを馴染ませようとしますが、設置したばかりのわなはまだ少し周囲から浮いているようでした。

獣類が跨いだときに泥が付着したと思われる倒木。そのすぐ先にわなを仕掛ければ、倒木を跨いで着地したときにかかる可能性が高いと考え、ここにもわなを設置しました。仕掛けたばかりなので少し浮いているように見えるわなも、時間が経てば雨風で馴染み、違和感がなくなっていくのだそうです。