キャンプの醍醐味の一つは、広大な自然に囲まれ贅沢な時間を過ごすこと。森林に包まれて静かな時間を過ごしたり、山を登って素晴らしい景色に感動したり、滝や川でマイナスイオンを浴びて心身ともにリフレッシュしたり…。大自然はいつでも私たちを魅了し、感動を届けてくれます。
今回は雄大な北の大地・北海道エリアで、“自然をすぐそばで感じられるキャンプ場”を厳選して3つご紹介。ぜひ参考にしてみてください。
国の天然記念物「歌才ブナ林」の美しさを堪能
【施設名】歌才オートキャンプ場L’PIC(ルピック)(北海道寿都郡黒松内町)

まず紹介するのは、札幌と函館のちょうど中間地点に位置する「歌才オートキャンプ場L’PIC(ルピック)」。白樺と芝生に囲まれた静かな雰囲気のキャンプ場です。
敷地面積2.2ヘクタールの広大なキャンプ場には、バンガロー3棟、オートサイト27区画、フリーサイト4張を配置。隣のサイトと干渉しない広々とした設計で、バンガローとオートサイトには水道、流し台、焚き火スペースが完備されています。
ペット同伴OKで、近隣にはドッグランもあるのが嬉しいですね。管理棟にはスタッフが24時間常駐しており、水洗トイレやコインシャワー、コインランドリー、自動販売機、特産物販売、共同炊事場なども利用可能です。
キャンプ場の向かいにある「ブナセンター」では、ブナの木を中心に町の自然や歴史を学ぶことができます。また、周辺は「歌才森林公園」として整備されている絶好のロケーション。ブナ林の中で森林浴を楽しみながら、のんびりと散策するのもおすすめです。春夏は緑、秋には黄金色になるブナ林の美しさをぜひ堪能してみてください。
【データ】
■施設名:歌才オートキャンプ場L’PIC(ルピック)
■住所:北海道寿都郡黒松内町字黒松内521-1
■営業期間:4月下旬~10月中旬
■URL:https://user.host.jp/~bunacent/LPIC/index.html
自然の原風景と五右衛門風呂で癒やしの時間を!
【施設名】ハイランド小清水キャンプ場(北海道斜里郡小清水町)

網走市中心部から約40km、車で50分の距離にある「ハイランド小清水キャンプ場」は、北海道の自然100選にも選ばれた藻琴山の山間に位置。敷地内は手つかずの自然が広がり、運が良ければ野生のシカやリスに出会えることもあります。
テントサイトかバンガローでの宿泊が可能で、炊事場やトイレ、バーベキューハウス、コインシャワーといった便利な施設も充実しています。同キャンプ場に宿泊した際に見逃せないのが、名物の五右衛門風呂。薪で焚かれるお風呂に入るという貴重な体験を楽しみましょう。車で20分ほど行くと川湯温泉街もあるので、こちらは大きなお風呂でくつろぎたい方におすすめです。
キャンプ場のある藻琴山は標高約1000m。最初の登りを除けば比較的緩やかな道が続き、家族連れにも人気の登山コースです。中腹には絶景を楽しめるレストラン「ハイランド小清水725」があり、そこから頂上までは1時間半ほどの距離。北海道ならではの豊かな自然を堪能できるので、ぜひ訪れてみてください。
【データ】
■施設名:ハイランド小清水キャンプ場
■住所:北海道斜里郡小清水町字もこと山
■営業期間:7月5日~9月30日
■URL:https://www.town.koshimizu.hokkaido.jp/sightseeing/detail/00007036.html