スノーピークは基本協定を締結した佐賀県の「県立吉野ヶ里歴史公園官民連携推進事業」に基づき、2026年3月に開業する体験型複合施設「スノーピークグラウンズ吉野ヶ里」の詳細を発表します。

日本初となる吉野ヶ里歴史公園内に開業する「スノーピーク グラウンズ吉野ヶ里」は宿泊施設を含む体験型複合施設です。九州最大級となる160サイトのキャンプ場、弥生時代の建造物である物見櫓や竪穴住居をモチーフにした宿泊施設のほか、どなたでも楽しめる入園料無料エリアにも複合施設を展開します(※キャンプ場及び宿泊施設は2026年4月より開業予定)。
みつせ鶏本舗で地元ブランド鶏を舌鼓
入園料無料エリア内の複合施設には佐賀の特色を取り入れた限定商品などを扱う直営店のほか、地元ブランド鶏「みつせ鶏」を使った「みつせ鶏本舗」のレストラン、佐賀県初の公園店舗となるスターバックスコーヒーを出店。

地域の方や観光客が散策の合間に立ち寄り、弥生時代の復元建物を望みながら、ゆったりした時間を過ごせる憩いの場を提供します。

自然や文化、温泉にアスレチック体験も
また「歴史」「地域」「野遊び」をテーマにした交流ラウンジを設け、佐賀県や吉野ヶ里の自然、文化、食などの多様な体験を紹介。周辺には風格が漂う東妙寺、国の名勝九年庵や脊振(せふり)山系の温泉、体験型アスレチックなど、魅力的なスポットも充実。交流ラウンジではこれらの地域資源と連携しながら、人と人がつながる交流を創出してまいります。
弥生時代の暮らしや文化を体感
スノーピークグラウンズ吉野ヶ里を開業する「吉野ヶ里歴史公園」は、佐賀県東部の吉野ヶ里町と神埼市にまたがる自然豊かな地にあり、「弥生人の声が聞こえる」をテーマに弥生時代の暮らしや文化を体感できる場として、国内外から年間約70万人が訪れる人気スポットです。広大な園内には物見櫓や竪穴住居など当時の建造物が忠実に復元されており、環壕集落の全貌を体感できます。

親子で参加できる体験プログラムも充実しており、楽しみながら弥生時代の歴史や暮らしに触れる学びの機会を提供します。また芝生広場には大型遊具やバーベキュー施設なども整備され、桜や紅葉など四季折々の自然も満喫できます。園内を快適に移動できる無料周遊バスも運行しており、家族連れから歴史愛好者まで幅広く親しまれています。
吉野ヶ里の非日常を楽しめる体験を提供
スノーピークは本拠点の開業を機に吉野ヶ里歴史公園の魅力を最大限に活用しながら、訪れる一人ひとりが発見、交流、非日常を楽しめる体験を提供します。また、佐賀県・吉野ヶ里エリア全体の価値を国内外へ広く発信し、地域が持つ魅力や体験価値の向上に今後も寄与してまいります。
スノーピークグラウンズ吉野ヶ里について
スノーピークはこれまでキャンプの力とデザインの力で、自然や人、地域とつながる場を各地に生み出してきました。自然と人、人と人をつなぐ滞在型拠点「キャンプフィールド」、地域の魅力を発信する体験型複合施設「ランドステーション」。そして、その両方の機能を備えた新たな拠点が「スノーピークグラウンズ」です。

長い年月をかけて形成される自然と、そこに息づく歴史や文化、野遊びを楽しみながら大地に刻まれたその記憶にふれ、時を超える価値に出会う。それは、私たちが自然と共生する未来を築くための力となるはずです。地域に深く根ざし、その土地を愛する人々とともにその土地の自然や歴史・文化を野遊びを通じて広く発信してまいります。