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ライトゲームを加速させる「動線」の正体! DRESSが導き出した「道具を活かす」最後のピースとは

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


アジングやメバリングといったライトゲームは、本来もっと身軽で軽快なテンポが魅力の釣りです。しかし、十分な道具を揃えているはずなのに、なぜか釣行後に独特の疲労感を感じることはないでしょうか。その原因は、道具の「性能」ではなく、使うまでの「動線」にあるのかもしれません。

実用性とデザインを両立させるブランド「DRESS(ドレス)」が注目したのは、釣りの流れを止めてしまう“小さな引っかかり”の解消でした。

釣りのテンポを崩す「置き場の迷い」を解消する

ライトゲームは、他の釣種と比較しても非常に手数の多い釣りです。魚を掛け、フィッシュグリップを手に取り、魚を掴んで針を外し、リリースまたはキープする。この一連のサイクルを数分おきに繰り返なかで、「グリップをどこに置いたか一瞬探す」「掴む前に一呼吸置く」といった微細な隙間時間が、無意識のうちにストレスとして蓄積されます。

今回登場した「ディノグリップEVO ホルスター」が解決するのは、この「思考のノイズ」です。フィッシュグリップの主役である「ディノグリップEVO」に“決まった居場所”を与えることで、釣り人の意識から「道具を探す」というプロセスを完全に排除します。

「抜き差しの速さ」がもたらす圧倒的な軽快感

専用設計だからこそ実現できたのが、驚くほどスムーズな抜き差しの感触です。従来のカラビナや簡易的なホルダーでは、取り出す際に引っかかったり、戻す時に両手が必要になったりすることがありましたが、本製品はその不便さを過去のものにします。

腰、バッグ、バッカンなど、自分が最も自然に手が伸びる場所に固定できる。この「当たり前」の揃った状態こそが、迷いを取り除きます。使用後のグリップを適当な場所に置いて服を汚したり、不意の落下で道具を紛失したりする心配もありません。

道具は増えた……でも、釣りは軽くなった

装備を一つ増やすことは、一見すると「身軽さ」というコンセプトに逆行するように思えるかもしれません。しかし、このホルスターは「最後に残っていた『惜しい』を埋めるピース」です。

物理的な重量よりも、精神的な「動作の重さ」を軽減することに主眼が置かれています。道具を整理し、使い道を明確に決めることで、現場での思考コストが大幅に削減されます。結果として集中力が研ぎ澄まされ、長時間の釣行でも疲れを感じにくくなるのです。道具が身体の一部になったかのような一体感こそが、真の「身軽さ」と言えるでしょう。

釣りは特別なステージへ! DRESSが提案する遊び心

DRESSは2007年の誕生以来、フィッシュグリップの傑作「グラスパー」でのグッドデザイン賞受賞や、様々な人気コンテンツとのコラボレーションを通じて、釣りにエンターテインメント性を加えてきました。

今回の製品も、単なる便利グッズの枠には収まりません。日本の職人技と遊び心を融合させ、「釣りを特別なステージへ!」というコンセプトを具現化したギアです。初心者からベテランまで、誰もが「気持ちいい」と感じる釣りのスタイルを提供すること。その情熱が、この小さなホルスターひとつにも宿っています。

性能の先にある「快適さ」を手に入れる

「ディノグリップEVO ホルスター」は決して主役ではありません。しかし、主役であるフィッシュグリップと、あなた自身の動作を繋ぐ重要な架け橋となります。これまで感じていた「なんとなく疲れる」感覚を、「ずっと釣っていたい」という純粋な快感へ。道具選びの基準を、単なるスペックから「動線」へとシフトさせることで、あなたのライトゲームは一段と高い次元へと進化するでしょう。