冬キャンプの朝、電気毛布を使おうとしたらポータブル電源の残量がゼロになっていた。あるいは、災害時の停電中に寒さでバッテリーが起動しない——。 これまで多くのアウトドアファンや防災意識の高い人々を悩ませてきたのが、従来のリチウムイオン電池が持つ「低温に弱い」という物理的な弱点でした。
この課題に対し、ポータブル電源の世界的リーダーであるBLUETTI JAPAN(ブルーティ)が、次世代に向けた回答を提示。2026年1月27日より、世界初となるナトリウムイオン電池搭載モデル『Pioneer Na(パイオニア・エヌエー)』の発売を開始しました。同モデルは、氷点下25℃という極限環境でも安定稼働し、最短35分で充電が完了する。この革新的なスペックが、日本の冬季アウトドアと防災対策をどう変えるのか、徹底解説します。
次世代「ナトリウムイオン電池」がもたらす革新
「Pioneer Na」の最大の特徴はリチウムに代わり、地球上に豊富に存在する「ナトリウム」を主原料とした電池を採用している点にあります。リチウムイオン電池は、氷点下になると内部抵抗が増大し、出力低下や放電停止を招きます。

しかし、ナトリウムイオン電池は低温特性に極めて優れており、放電時はマイナス25℃、充電時でもマイナス15℃までの動作を保証。アイスフィッシング、冬の山岳地帯、あるいは雪国での車中泊など、これまでは「電源を使わない」という選択肢しかなかった過酷な環境下でも、安定した電力供給を可能にしました。
最短35分で80%の超急速充電
「Pioneer Na」は、バッテリーの素材だけでなく充電システムも次世代基準です。ハイブリッド充電により、準備時間を短縮。ACコンセントとソーラーパネルを併用する最大1,900Wのハイブリッド充電に対応。これにより、0%から80%までの充電がわずか35分で完了します。 「明日の朝、急に雪中キャンプへ行くことになった」「突然の計画停電が発表された」といった緊急時でも、出発の準備を整える間にフル充電に近い電力を確保できます。
「10年使える」長寿命とAIによる徹底した安全管理
ポータブル電源を「消耗品」ではなく、大切な「資産」として長く使い続けられる設計もBLUETTIのこだわりです。4,000回以上の充放電サイクルが可能で「Pioneer Na」は、4,000回以上の充放電を繰り返しても、初期容量の70%を維持する長寿命設計を採用。
毎日使用しても約10年以上使い続けられる計算です。 また、最新の「AI-BMS(バッテリー管理システム)」を搭載。温度、電圧、電流をリアルタイムで監視し、多重保護機能を働かせることで、防災用として長期間保管する場合でも高い安全性を保ちます。

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