ソトラバ

チャック付の袋でごはんが美味しく炊けるってホント!? 楽ちんキャンプ飯の裏技「ストックバッグ活用術」

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

  • ふっくらもちもちのパスタ
  • わずか1分で茹で上がる水漬けパスタ
  • ストックバックを使った水漬けパスタ
  • キャンプ定番のカレーライス
  • ストックバックを使って美味しく炊き上がったご飯
  • お湯で炊くストックバックを使った炊飯
  • ストックバックに入れた計量済の白米
  • 鶏肉や野菜・キノコたっぷりの水炊き鍋
  • ストックバッグを使ったキャンプ飯の仕込み
  • 炭火で焼くBBQ

   

食品を小分けしたり冷凍保存したりするのに、便利なのがストックバッグ。しっかりと密閉できるので、水気の漏れや食品が乾燥するのを防ぐこともできます。日常で役立つこのストックバッグですが、じつはキャンプシーンでも大活躍するアイテムです。その活用法をいくつか紹介していきましょう。

     

【活用術.01】下処理済の食材を持っていく

 

キャンプの大きな楽しみのひとつが、自然のなかで料理を味わうこと。でも調理の仕込みに忙しいと、食事の時間があんまりとれませんよね。それなら自宅であらかじめ食材の下処理を済ませ、ストックバッグに入れて持っていけば、現地でササッと調理ができちゃいます。

バーベキューなら人数分の野菜を切って小分けし、肉はタレに付け込んで持っていけば、火起こしができ次第、すぐに具材を焼き始めることができます。さらに生ゴミをほとんど出すことなく、食材も使いきれるのでゴミの持ち帰りも楽になります。

      

     

寒い時期なら、鍋などのあったか料理も味わいたくなるでしょう。例えば、鶏の水炊き鍋を作るなら、人数分の食材を切ってストックバッグに詰めれば仕込みが完了。白菜や長ネギなどの野菜やきのこは切ったらひと袋にまとめて入れてしまいましょう。

 

 

鶏肉は切り分けて別の袋に入れ、キャンプ場までの移動時間が長い場合は冷凍したものをクーラーボックスで保管し、調理をする頃合いに自然解凍できているとベストです。

      

 

調理の際は、鍋に水と具材を入れて煮込めば完成です。仕込み時間が短縮できるので、あたたかい料理をすぐに味わえます。水炊きにしてポン酢で食べてもよいですし、白だしや鶏ガラスープの素などお好みの味付けで楽しんでもいいでしょう。

豚肉とキムチでキムチ鍋、牛肉でしゃぶしゃぶを作るなど、多種多様なあったか料理を楽しんでください。

    

【活用術.02】ストックバッグで炊きたてごはんを味わえる!?

 

続いては、キャンプ場で炊き立てのごはんが食べられたらやっぱりうれしいですよね。飯盒や鍋で炊飯する方法がありますが、水の分量や火加減などにコツがあります。

こういった炊飯に自信がないという方は、ストックバッグで炊く方法に挑戦してみてはどうでしょうか。お米を焦がす心配もなく、鍋を洗う手間だって省けます。

 

 

炊飯の手順は、まずストックバッグに無洗米を入れ、水を注いで15~30分ほど浸水させます。米1合なら水の分量は200ml。冬などの気温が低い時期は長めに浸水させるのがポイントです。

また、袋を湯せんにかけて炊飯するため、使用するストックバッグは湯せんに対応しているものを用意します。袋が鍋に触れると溶けてしまうことがあるのでサイズはなるべく小さめが理想的です。もちろんストックバッグをしっかり密閉しておきましょう。

 

 

次に、ストックバッグが浸かるほどの湯を鍋で沸かします。沸騰したら米と水を入れたストックバッグを浸け、中火で10分炊きます。袋が鍋に当たらないよう注意しながら煮ていきます。10分たったら火を止め、湯に浸けたまま10分放置して蒸らします。 

   

 

蒸らしが終わったら炊き上がりです。炊き立てほかほかのごはんはそのまま食べたり、カレーや丼物にしたりと、お好みの料理で楽しめます。ふりかけを混ぜておにぎりを作るのもおすすめです。