誰もが救える命「心停止の人を救命するAEDのことをもっと知ろう〜 vol.3〜」 操作方法とは?

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  • 街中に設置されたAED
  • オムロン ヘルスケア製のAED
  • オムロン ヘルスケア製のAED
  • AEDを使った心肺蘇生
  • 公共施設に設置されたAED

       

前回は、一次救命処置といわれる、反応がなく呼吸がない場合の心肺蘇生とAEDによる電気ショックを行うまでの手順をみていきました。今回は、傷病者のもとにAEDが到着してからの説明です。

AEDの操作法は電源ボタンを入れると、操作方法を音声がガイドしてくれるので簡単です。落ち着いて行いましょう。(※オムロン ヘルスケア製AEDの場合)  

          

AEDの操作方法と手順とは?

      

【01. 電源ボタンを押して電源を入れる】

AEDを傷病者の頭の近くに置きます。電源を入れるとスピーカーから音声ガイドが流れ、パネル上ではLEDランプが点滅するので、それに従って操作してください。

    

      

【02. 除細動パッドを貼る】

緑のつまみを引き、中に入っているパッドを取り出します。青い矢印を引き、パッドから裏のシートをはがし、イラストの通り、右胸と左わき腹に直接貼ります。

       

       

【03. 心電図を解析する】

パッドを貼ると心電図を解析し、電気ショックが必要かどうかをAEDが判断します。心電図解析時は胸骨圧迫をいったん中止し、傷病者の体に触らないようにしてください。

     

     

【04.「ショックボタン」を押す】

電気ショックが必要と判断された場合は「電気ショックが必要です。体から離れてください」という音声に続き「オレンジ色のショックボタンを押してください」と音声ガイドが流れます。それに従って「ショックボタン」を押してください。その後、音声ガイドに従って胸骨圧迫を続けてください。

電気ショックが必要ないと判断された場合、ショックボタンを押しても放電されません。また、救急隊が到着するまで電源は切らず、パッドは付けたままにします。

 

 

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