夏山登山でも着用は必須！紫外線から首まわりを守る吸湿性と速乾性に優れたネックウェア

「夏登山でネックウェア？　冬の防寒用のアイテムじゃないの？」こう思う人も大勢いるかもしれません。夏登山でネックウェアを使う主な目的は、じつは紫外線対策。ネックウェアは登山はもちろん、トレッキングやキャンプでも使えるアイテムなので、シーズンごとにひとつずつ持っておくと便利です。

紫外線から首を守って体力の消耗を防げ！

環境省の『紫外線・環境保健マニュアル2020』によると、標高が1000m上昇するごとに、紫外線は10～12％増加します。

平地に比べて紫外線が強い山では、紫外線から肌を守ることが体力の消耗を防ぐうえで大切。とくに首回りは体温調節に重要な部分です。首回りを紫外線から守るうえで役に立つのがネックウェア。

革新的なテクノロジーを用い、温度調整に特化したアイテムを展開するブランド「サーミック」から、3種類のネックウェアが新登場。ライトなトレッキングはもちろん、厳冬期登山で使えるアイテムまで展開しています。

夏の登山にはこれ！ネックウェアクールライト

新登場の3種のうち、もっとも薄手なのが「ネックウェアクールライト」。夏のトレッキングや、トレイルランニング、春先のウィンタースポーツにも最適なアイテムです。通気性と吸湿速乾性に優れているので、首回りが汗でベタつくのを防ぎます。

紫外線の防御効果を示す指標にSPFがありますが、「ネックウェアクールライト」のSPFは50。一般的に日焼け止めのSPFが30～50程度なので、日焼け止めを塗っているのと同等の紫外線防御効果があります。しかも、日焼け止めは定期的に塗り直しが必要ですが、ネックウェアであれば塗り直しが不要です。なお、「ネックウェアクールライト」の価格は2750円。カラーは4種類あります。

秋冬～厳冬期に使えるアイテムはこの2つ

「ネックウェアテンペレートウルトラライトナチュラル」は秋冬～春の登山や、ライトなハイキング、ウィンタースポーツに最適。素材には抜群の吸湿性を持つ天然素材メリノウールのほか、通気性と速乾性に優れたリヨセルという素材を使っています。首まわりの保温と汗の吸収、どちらもしっかり行ってくれる頼もしいアイテムで、価格は4840円です。

「ネックウェアエクストラウォームヘヴィーウェイト」は極寒の環境でも首回りを温めてくれるアイテム。通気性は維持しつつ、熱を保持できる高性能のフリースを使用しています。フリース部分は柔らかく、気持ちのいい肌当たり。上下で素材が異なるため、折り返して二重にして使用することも可能。厳冬期の登山や、冬場のキャンプにも使えるアイテムです。価格は5060円。