災害時のライフハックにもなる! 冬キャンプで寒さがしのげるプチプラ手軽アイテムとは

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  • エマージェンシーシートに包まる女性
  • ダイソーの保温アルミシート
  • 寝袋のなかに空気の層をつくる新聞紙
  • 寝袋のなかでブランケットに包まる女性
  • 春夏用のシュラフ
  • 寝袋で就寝する女性
  • ユニクロのヒートテック

都心部でも一気に寒さが厳しくなった今日この頃。ロケーションがキャンプやアウトドアを楽しむ山のキャンプ場では、さらに厳しい寒さになります。もちろん、冬キャンプの経験豊富なベテランキャンパーであれば、薪ストーブや石油ストーブ、電気ストーブなどのキャンプ用ストーブを用意するほか、保温力の高い冬用のシュラフ(寝袋)の準備も万全でしょう。それ故に、どうしても冬のキャンプは春夏キャンプで使う道具だけでは心許なく、初心者キャンパーにとっては、そのハードルはグンと高くなります。

そこで100円ショップなどで簡単に手に入る、冬キャンプで寒さをしのげるアイテムをご紹介。もちろん、あくまでも緊急用のアイテムとなるので、雪中キャンプなどの極寒のなかでキャンプするなら、暖房器具や防寒装備といった万全の準備が必要不可欠です。

冬キャンプで使えるアイテム.01/エマージェンシーシート

友人に誘われて冬のキャンプに出かけたのはいいけど、持参した寝袋は春夏の2シーズン用しかなかった……。そんなときは100円ショップで簡単に手に入る「エマージェンシーシート」があれば、なんとか寒さをしのぐことができます。このシートには、アルミ蒸着PETフィルムが使われており、抜群の保温性を発揮してくれます。シートは決して厚くないので、「これで大丈夫?」と不安にかられますが、体に包んでみると思いのほかポカポカして毛布のような暖かさです。

ダイソーの保温アルミシート

サイズは150cm×213cmあるので、大人でもしっかり包まることができます。これがあれば春夏用の寝袋でも快眠できるはず。ただし、シートが擦れ合うカサカサ音が気になるのが難点ですが、寒さに震えるよりは格段に快適といえます。

冬キャンプで使えるアイテム.02/保温&発熱吸湿性が高いインナー

寒さをしのぐためにアウターを重ね着して寝袋のなかで就寝するのもよいですが、着ぶくれしてしまい決して快適ではありません。もちろん背に腹はかえられないので、それも一つの手だといえます。ただ、最近では保温&発熱吸湿性のあるインナーが手軽に手に入るので、キャンプシーンはもちろん冬の日常使いでも役立つこと必至です。

ユニクロのヒートテック

もちろん、それだけだと心許ないので、寝袋のなかで毛布に包まることで寝付けないほどの寒さに襲われることは回避できるでしょう。

冬キャンプで使えるアイテム.03/防寒アイテムがまったくない……

丸めた新聞紙やエアパッキンを寝袋のなかに入れることで、空気の層を作り寝袋のなかを温々にすることができます。とはいえ、春夏用の寝袋では少し頼りないので、銀マットや段ボールを敷くことで保温・断熱効果をさらに高めることができます。

寝袋のなかに空気の層をつくる新聞紙

少し荒技のように感じるかもしれませんが、11〜12月下旬の富士の麓のキャンプ場は、深夜〜早朝にかけて氷点下まで気温は低下します。そうなると眠りにつくことができず、ひたすら震えとの戦いになります。それであれば、少しでも睡眠がとれるように不格好でも上記の対策で暖を取ることは必要不可欠です。

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