普通のキャンプはもう飽きた！ そんな方は少し特別な体験ができる人気観光地のキャンプ場へ〝旅キャン〟に出かけてみませんか？
温泉に好きなだけ浸かってみたり、その日水揚げされたばかりの魚のお造りを味わったり、ツリーハウスに泊まって動物と戯れてみたり……。観光地に行って旅行気分でキャンプをすれば、アウトドアがもっと楽しくなるはずです。今回は、透き通るような海に名湯の温泉天国、そして多くの観光スポットが点在する「東伊豆エリア」で、旅行にぴったりのキャンプ場をご紹介します。
源泉掛け流しの露天風呂に入り放題！
河津七滝オートキャンプ場（静岡県河津町）
河津七滝（かわづななだる）オートキャンプ場は、河津桜の名所である河津町の渓谷にあり、7つの名瀑が見られる伊豆の名所「河津七滝」からほど近いキャンプ場です。
場内には、夏に無数のホタルが飛び交う「萩ノ入川（おぎのりがわ）」が流れており、鮎釣りや川遊びを楽しむことができます。また、秋には紅葉や栗拾いもできるので、一年を通じて伊豆の自然を満喫できますよ。
そして河津七滝オートキャンプ場の最大のポイントは、24時間入浴可能な「掛け流しの温泉露天風呂」があること！ キャンプ場利用者であれば、無料で何度でも入ることができるという贅沢っぷりです。夜に満天の星空を見上げながら入ったり、早朝に朝日を浴びながら温泉に浸かって気分をリフレッシュしたり。入りたい時に入りたいだけ、温泉にゆったり浸かって心も体も癒しましょう。
河津七滝キャンプ場は、第一と第二のキャンプ場に分かれています。第一キャンプ場のサイトは、スノコが設置されていて綺麗にテントを張れる「Aタイプ」と、川に面していてせせらぎを聞きながらキャンプができる「Bタイプ」の2種類。どちらのサイトにも、テントやランタン、シュラフなどのレンタル品がすべてセットになった「手ぶらプラン」があるので、初心者でも気軽にキャンプを楽しめます。
また、大人数で泊まれる庭付きのバンガローや、各部屋に貸切の檜露天風呂のついたクアコテージも。コテージにはキッチン、水道、冷暖房が完備されていて便利です。
第一キャンプ場からクルマで約3分のところにる第二キャンプ場は、ひとつひとつのサイトスペースが第一よりも広く、炊事場も駐車スペースものびのびと使うことができます。
自分にあったサイトを選んで、七滝の自然に癒されながら〝温泉キャンプ〟をしてみてはいかがでしょうか。
施設名：河津七滝オートキャンプ場
住所：静岡県河津町梨本470-1
営業期間：通年営業
新鮮な海の幸や旬の野菜をデリバリー
伊豆高原テントリゾート（静岡県伊東市）
伊豆高原駅からクルマで10分。「伊豆高原テントリゾート」は富士箱根伊豆国立公園内の別荘地にできた、自然豊かなキャンプ場です。大室山の麓で壮大な景色を眺めながら、1日テント4組・キャビン3組限定のゆったりとしたプライベートキャンプを楽しむことができます。
こちらの施設の魅力は、なんといっても「食」。テントリゾートでは、「地産地消」を目的として、地元の選りすぐりのお店と連携した〝特別なデリバリーサービス〟を提供しています。
その日水揚げされたばかりの地元の海鮮盛り合わせや、鮮魚をお造りにして届けてもらえたり、旬のこだわり野菜をいただけたりと、自然の幸を存分に堪能することができますよ。
また、手作りベーグルと珈琲豆専門店のドリップバッグがセットになった「モーニングセット」の提供もあります。朝、キャンプ場でコーヒーを淹れていると、その香りにつられてか、時折リスが会いにきてくれることもあるんだとか。澄んだ空気とおいしいモーニングで、素敵な朝のひと時を過ごせます。
施設内には、それぞれS、M、L1、L2と広さが異なるテントサイト4区画とキャビンが3棟。
テントサイト4区画は、すべて電源と専用水栓つきで、共有スペースには、シャワールームや綺麗な水洗トイレも完備されています。レンタル品も充実していて「手ぶらでキャンプ」プランもあります。
キャビンでは、アヒージョセットとワインが付いたプランも登場。シングルバーナーとスキレットを使って、簡単アヒージョ作りが楽しめます。
ワインはパリでシェフをしている方に、伊豆高原テントリゾートに似合うワインをテーマに厳選されたものなのだそうです。
ちなみに共有スペースの洗剤やハンドウォッシュ、シャンプーなどのアメニティは、すべてエコストア社の環境にやさしい商品を導入しています。
地元のこだわりの食材と、環境に配慮した設備のなかで、自然にもからだにもやさしい〝エシカルなキャンプ〟を楽しみましょう。
施設名：伊豆高原テントリゾート
住所：静岡県伊東市池614-168
営業期間：通年営業
