煙まで燃やし尽くす〝二次燃焼〟を採用! 卓上で焚き火が楽しめるストーブ「ショップ店員に聞く、イチ推しキャンプギア」【UPI 表参道 vol.04】

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  • 勢いのある炎を出す焚き火用のソロストーブ
  • カラバリ
  • 燃料受け
  • UPI 表参道
  • よく燃えてる
  • 本体(店頭)
  • 燃料受け
  • 溜池 剛太郎さん(UPI 表参道 店長)

たくさんのキャンプ道具と日々接しているアウトドアショップの店員さんに、いま注目しているおすすめ製品を紹介していただくシリーズ。今回はUPI 表参道の店長、溜池剛太郎さんに「これまでと一味違う焚き火が楽しみたい!」をテーマに注目のアイテムを選んでいただきました。

とてもコンパクトで扱いやすいサイズ

キャンプでやりたいことの人気筆頭は、やはり「焚き火」です。焚き火がしたくてキャンプを始めたという人も少なくありません。ただ、焚き火は火起こしが難しいとか、煙がやっかいだとか、片付けが面倒だなどといった側面があるのも事実です。

そこで、より気軽に焚き火が楽しめるアイテムとして、溜池さんがおすすめするのが「ソロストーブ メサ」(1万4300円※税込)です。ソロストーブ メサは、卓上で使用できるスタンド付きの焚き火台で、“二次燃焼”と呼ばれる機構が注目されています。

ソロストーブ メサは、直径が13cm、使用時の高さが17.5cm、重量が約560gと、とてもコンパクトで扱いやすいサイズ。カラーも、スティール、アッシュ、ウォーター、マルベリー、ディープオリーブと多彩で、見た目にも気分が盛り上がる魅力を持っています。

二次燃焼ですべてを燃やしきるので煙が出ない

二次燃焼という機構ですが、簡単に言うと「煙まで燃やし尽くす仕組み」(溜池さん)です。まず、ソロストーブ メサの上部(内側)と下部には穴が開いていて、本体の側壁は二重構造(層)になっています。本体内部で薪などを燃やすと一次燃焼が起こりますが、そこですべてが燃えきるわけではなく、未燃焼ガスが生じます。と同時に、二重壁の層の中では暖められた空気が上昇していき、上部の穴から内側に出てきます。ここで未燃焼ガスと暖められた空気が混ざり合って二次燃焼が起こり、すべてを燃やしきるわけです。

そのため、煙が出なくて、非常によく燃えるのが特徴と言えます。「最近、二次燃焼系のストーブが増えていますが、その元祖がこのソロストーブというブランドなのです」(溜池さん)


また、本体の内部で燃えているため、風の影響を受けないのもメリット。火の粉が飛んでいくことが少ないので、安全に楽しめます。「完全燃焼に近い感じで燃えてしまうため、燃え残りもなく、ほぼ灰になるんです。灰なので、ゴミとしてもコンパクトにできますし、肥料としてまくこともできます」(溜池さん)

燃料にペレットを使えば燃焼時間も長持ち

そして、燃料にペレットが使えるのも注目ポイントです。「本体内の燃料受けがメッシュ状になっていますので、ペレットのような細かい燃料が使えるようになっています」(溜池さん)

ペレットというのは、木材を加工して圧縮成形した小さな円筒形の燃料のことです。「枝などはあっという間に燃えきってしまいますが、ペレットは長持ちするのがメリットです」(溜池さん)。ペレットにもいくつかの種類がありますが、余計な物質の入っていない木だけで作られているものがおすすめということです。ちなみに、UPI表参道では、北海道・足寄産の「UPIウッドペレット」(5kg。2200円※税込)を販売しています。


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