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登山者への迷惑行為になることも!? トレイルランニングで押さえておくべき注意点と守るべきマナーとは

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


登山道や山道などの舗装されていない道をランニングするトレイルラン。一般的に登山道やハイキングコースを走ることが多く、登山好きやマラソン好きから愛されるアウトドアスポーツです。トレイルランで気をつけたいのが、一般的なマラソンやランニングとは異なるマナーや注意点があること。さっそくトレイルランで押さえておくべきポイントを見ていきましょう。

トレイルランは登山と同じ心構えで!

まず注意点として挙げられるのは、計画をしっかりと立てて、周囲の人にいつどこの山に入るのかを伝えること。また周囲の人に伝えるだけでなく、登山届を出すことも忘れないようにしましょう。これらは登山でも同じように必要ですが、街中でのランニングではおこなわないため意外と抜けがち。怪我や遭難などの万が一のために、山岳保険に加入しておくこともおすすめします。

また、普段のランニング時には音楽を聴いている人も多いかもしれませんが、動物や落石などの危険を察知するためにもトレイルラン中のイヤホンはNG。山ではすれ違う人への挨拶や声掛けがマナーです。危険察知やコミュニケーションが取りづらくなるため、トレイルラン中のイヤホンの装着は避けましょう。

通常の登山者を優先して驚かさないように配慮が必要

トレイルランは山道を走るアクティビティなので、山でのマナーを守ることも大切。通常の登山と同じくゴミを持ち帰る、トイレは指定の場所で済ませるといった基本的なマナーのほかにも気をつけたい点があります。

登山者と同じルートを使って走るため、「通常の登山者を優先する」ことを意識しましょう。また人とすれ違うときは基本的に「登り優先」。加えて、すれ違いや追い越し時には歩くのがマナーです。特に追い越しのときには相手を驚かせないよう、距離を保って声を掛けたり挨拶したりすると良いでしょう。

そのほかにも、集団でのトレイルランは避けるのがベター。他の登山者の迷惑にならないよう、少人数で走るなど注意を払うように心がけましょう。また動植物の保護のために登山道から外れずに走るのもマナーです。