ソトラバ

【連載コラム】「聖地ヨセミテ」に魅せられて vol.22  「スノーシュー」で魔法の平原を独り占め

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


4月中旬になり近所のダッジリッジスキー場はシーズン終了です。シエラ山麓は、新緑が美しい季節に入りましたが、ここ数日は寒く、標高のあるストロベリーでは雪が降りました。

ホープバレーで素敵な民泊を発見!

民泊を始めてからあまり遠出ができないので、ちょくちょく近場で小旅行をしています。この冬はマンモスレイクスとホープバレーに出かけました。ホープバレーはスキーリゾートの集まるタホ湖の少し南にある静かなエリアです。

平地があるので、クロスカントリースキーやスノーモービル、スノーシューを楽しむ人が訪れますが、商業施設がほとんどないので人は少なめです。このホープバレーに素敵な民泊をたまたま見つけてしまい、冬のうちにどうしても行ってみたくなりまだ雪のある3月に行くことにしました。

念願のキャタピラ付きのFJクルーザードライブを満喫

この宿は、なんと40エーカー(東京ドーム3.5個分!)の敷地にある大きなログハウスで、部屋貸しをしています。冬場は普通のクルマでは家まで辿り着けないので、家主さんがキャタピラ付きのFJクルーザーでお迎えに来てくれます。じつは冬に行きたかった理由がこれです。

指定の場所に行くと、キャタピラ付きのSUVがいくつも止まっています。かわいいレスキュー車両も発見し、生活必需品であることがわかります。程なくして、陽気な家主さんが黄色いFJクルーザーで登場。荷物を詰め込んで早速発進です。ワイワイ話しながら、雪の上を難なく走破し、坂道も一気に上がって家の目の前に到着。

クルマを降りると、バーニーズマウンテンドッグのカブがお出迎えです。ピッタリ寄り添ってきて、私の足の甲の上にドスンと座りこんで、じっとこっちを見ます。かわいくて撫でるしかない状況に。家主さんによると、カブがいるおかげでクマや小動物が家に近づいてこないんだそうです。