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見た目も利便性も劇的アップ! キャンプ上級者が愛用する「トライポッド」とは

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キャンプでの料理といえば、焚き火の上に網などを載せて調理するのが一般的です。しかし調理する場所によっては網が不安定になってしまったり、同じ調理方法ばかりで飽きてきたと思ったことはありませんか? そんな人におすすめなのが、キャンプ上級者たちが愛用する「トライポッド」。今回は、トライポッドとはどんなのもなのか、キャンプ料理がどう変わるのかを紹介します。

キャンプに慣れてきたら使ってみたい「トライポッド」

トライポッドとは、焚き火の上に調理器具を吊るして使う三脚のスタンドのこと。四脚のスタンドもあり、その場合は「クワトロポッド」ともいいます。三脚の頂点から釣り下がった中央のチェーンにダッチオーブンやケトルを掛けて調理することで、見た目がワイルドになるだけでなく、料理の幅も格段に広がるはず。

またトライポッド自体がとてもシンプルな仕組みなので、管理や持ち運びはもちろん設営も簡単。すぐにでもキャンプギアに加えることができるのも魅力です。

トライポッドで料理の幅と見た目が劇的進化!

トライポッドのメリットとしてあげられるのが、火力調整の簡単さです。通常の網だと焚き火の炎から料理までの距離を変えることができないため、火力調整をするには火の勢いを変える必要がありました。ただ、焚き火の火力調整はかなり難しく、初心者には困難です。

しかし、トライポッドの場合はダッチオーブンなどの調理器具をチェーンで吊り下げて火にかけます。そのためチェーンの長さを調整すれば、炎と食材との距離が調整可能。火力を簡単に調整できます。

また鍋などを網の上に載せるときに、足場が悪いと安定しないことも多いですよね。三脚で立つトライポッドは安定性が高く、足を地面に差し込むことでしっかりと固定することも可能。石の多い河川敷などでもストレスなく調理できます。

チェーンに直接食材を吊るせば直火で炙れるのもトライポッドの魅力。キャンパー憧れの「丸焼き」はもちろん、スモークチップを使えば燻製風にすることもできますよ。

調理の便利さはもちろん、見た目も武骨でカッコいいトライポッド。調理しないときにはランタンを吊るしておしゃれな空間を演出するのもおすすめです。