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実は雨よりもやっかいな強風! 不安なく快適にテント泊するためのキャンプの「風対策」とは

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


キャンプ時の天候で「嫌な天気」といえば、すぐに連想するのが雨ではないでしょうか。しかし、実は「風が強い」天気もかなりやっかい。そこで今回は、強風時でも快適に過ごせるキャンプのコツを紹介していきます。

テントの設営場所は林間サイトを選ぶ

夏の暑さや冬の寒さから解放される春と秋は、キャンプにもっとも適した季節。その反面、風に悩まされやすい季節でもあります。風が強いことが予想される場合は、設営場所に林間サイトを選ぶのがおすすめ。樹木が風を遮ってくれるため、風の影響を受けにくくなりますよ。

とはいえ山の天気は変わりやすく、急な強風に見舞われることも。クルマを乗り入れられるサイトであれば、テントの風上側にクルマを移動させましょう。風を防ぐだけでなく、飛来物からもテントを守ってくれます。

タープは低く設置して風の影響を逃がす

日差しや雨風を遮ってくれるタープですが、実は一番風に弱いギアでもあります。強風時には、テントと同じくらいまでタープの高さを下げて、なるべくタープの下に風が潜り込まないように設営しましょう。開放感はなくなってしまいますが、風にあおられにくくなります。同じ理由で、テントの入口も風上を向けないように注意してくださいね。

また、ペグはいつものペグにもう1本プラスして、1カ所に2つのペグを使うのがおすすめ。2本をクロスさせるように打てば、強度が上がり安心感が増します。さらに、アルミペグよりも頑丈で強く打ち込める鍛造ペグを使えば、地面をがっちり捉えてくれるのでより強風対策に。

しかしタープが吹き飛ばされたり、ギアが壊れたりしては元も子もありません。場合によっては、そもそもタープは諦めるという選択も時には必要です。