標高1000m以下の低山登山で富士山眺望ランチを楽しむ
6番と7番山頂の2座はともに大月市東側で国道20号北側に位置します。いずれも広い山頂から秀麗な富士山を眺めながらのランチタイムやおやつ時間が取れることで人気です。ともに1000m未満ということでビギナーの方にオススメのインスタ映え富士山です。百蔵山頂からの富士山をピックアップいたします。

8番の岩殿山は大月駅越しに見る山裾のV字ゾーンに富士山が現れます。大月市街が駅側からすぼまっていく先に堂々たる富士山の姿という、他の山々には見られない立体感はさすがです。

同様にお伊勢山からの眺望も里山が織り成して作り上げるV字の谷あいに富士山が飛び出てきます。お伊勢山自体は標高550mと、もっとも低いですが富士山の威容ではトップクラスの眺望です。

9番山頂は縦走で楽しめます。ただ樹々が富士山にかかり、景観に多少難があると感じるかもしれません。ここでは倉岳山からの富士山ショットをアップします。

10番山頂は対極な組み合わせです。九鬼山からの眺望は、複数ある山頂ベンチの一つから樹間越しに見ることになります。一方の御前山からの眺望が素晴らしく、松がらみの富士山を眺めることができます。和スタイルの富士山に出会うなら御前山といっていいでしょう。大月駅からも近いです。ここでは御前山からの富士山の眺望をお届けします。

11番山頂の高川山は単独峰ですが、まさに遮るものなしな富士山の壮大な姿を見ることができます。

12番山頂の2座は、いずれも立地は同十二景中でもっとも近い位置に立つゆえに、三ツ峠山という十字単衣を纏う富士山の、らしさを切り取ることができる絶好のショットポイントかと思います。御前山同様の和スタイルの富士山も見ものです。清八山からのショットをお届けします。
