ソトラバ

軽ハイクからクライミング&雪のアルプスまで! 登山靴のヒットメーカーが贈る「秋冬モデル」をチェックせずにはいられない

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

ハイクモデルやトレイルランモデルはリソールが可能に

一方の3シーズンモデルで注目したいのがPRODIGIO HIKE GTX(以下プロディジオ ハイク)とAEQUILIBIUM(以下、エクリビウム)です。

プロディジオ ハイクはファストハイカー向けモデルです。クッション性と通気性に優れたモデルで、何よりも特徴的な足首を包み込むニットカラーが目を引きます。ファストハイカーならではのペースアップで足首の安定に欠かせません。重量は375gでミドルハイカットなシルエットのモデルとしては、驚くほどの軽量モデルでもあります。宝永山の登下山でもゲイター知らずの頼れるモデルになりそうですね。

トレックとハイクの2モデルがラインアップするエクリビウムシリーズでは、リソールが可能となったことに注目です。もちろんハードモデルのST / LTも同様にリソールが可能となっています。足に馴染んだボディをそのままに、ソール張り替えで息を吹き返すことができるのは、ハイカーファーストだけでなく、廃棄物を最小限にする地球ファーストを考えたスポルティバらしい取り組みだと思います。

ちなみに現行ラインアップでも人気の高いTX4シリーズでも、リソールモデルへのアップデートが図られています。

先のパリ五輪のスポーツクライムで注目された日本代表のスポーツクライマー・森 秋彩(モリ アイ)選手の足を支えていることで、クライミングシーンでもスポルティバのギアが注目を集めています。同ブランドはクライミングシューズも豊富にラインアップを揃えています。幅広いユーザー層に訴求するSKWAMA(以下、スクワマ)シリーズでは10周年モデルが加わりました。

1928年創業のLA SPORTIVA。特徴的な足型形状と言われる日本人ハイカーにも優れたフィット感を提供する各ギアは、創業以来変わらぬイタリア・ドロミテ山麓から届けられる登山愛のスペックに満ちています。2026年春夏モデルについては、後日情報解禁を待ってお届けしたいと思います。