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ペダルは踏まないが正解!? 「ロードバイク」のヒルクライムを圧倒的に楽にする秘訣は“引き足”にあり

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自転車での登山「ヒルクライム」は難易度が高く、なかなか上達しないと悩んでいる人も多い種目。アヤさんがロードバイクの魅力を発信するYouTubeチャンネル『サイクルガジェットTV』では、アヤさんとお父さんが楽に山を登るコツを語り合っていました。アヤさんには何やら秘訣があるようですが、それは一体何なのでしょうか?

アヤさんが発見した楽に山を登る秘訣とは?

お父さんと一緒に箱根大観山をヒルクライムしたアヤさん。今回の動画「【教えよう】楽に山を登るたった一つの秘訣を!」で、お父さんから山を登るのが速くなった理由を聞かれると、「完全アヤ流の楽に登るコツ」を身につけたと得意げに答えました。

アヤさんが身につけたのは、自転車を漕ぐ際に「引き足」を使うというテクニック。通常の自転車に乗る時は、足を踏み込む動作で漕いでいきますが、ロードバイクのペダリングでは、足を引き上げることでペダルを回す「引き足」という動作も重要になります。

一般的な自転車だと、足を引き上げるとペダルから足が浮いてしまいます。しかしロードの場合は「ビンディングペダル」などで足とペダルを固定することが多いため、「引き足」でもペダルに力を伝えることが可能。

アヤさんによると、ロードバイクのペダルを時計に見立てたときに、6時から9時の位置で力を入れることが大切だそう。ちなみにこの時計は右側が進行方向になるので、6時以降は「引いて」力を伝えることになります。

秘訣は引き足、踏み込みをバランスよく組み合わせること

アヤさんは過去に富士山を登ったときにこのコツを偶然発見したのだそう。足のコツを意識するようになってから、アヤさんは色々な山を楽に登れるようになりました。

また、足首を90°ほどに固定したままで、腰のあたりにある腸腰筋を起点にして引き上げるのがポイント。踏むことよりも引くことを意識していて、「ほぼ踏んでない」「割合で言うと8:2くらいで引き足の方がメイン」と話しています。

引き足を使う登り方を意識して、なんとこの日のヒルクライムでアヤさんはお父さんより早くゴール。引き足の秘訣を知るとみんな速くなってしまうので、本当は言いたくなかったと笑うアヤさんでした。