キャンプやアウトドアでは「荷物が多くて大変……」という思いをしたことがある人も多いのではないでしょうか。そんな時に活躍してくれるのが「アウトドアワゴン」。荷物を載せて台車のように持ち運べるため、運搬がラクになるアイテムです。一方で「ワゴンは不要だった」と感じる人も少なくありません。そこで今回は、“不要”と言われる理由と便利な活用方法についてもご紹介します。
テーブルや収納ボックスとして代用
アウトドアワゴンが「不要」とされるパターンのひとつが、ソロキャンプの場合。1人だと持ち運ぶギアがそこまで多くならないため、逆にワゴン自体が荷物になってしまい「必要ない」と感じる人もいるようです。

しかしテントサイトと駐車場が離れている場合は、荷物の運搬が大変になることも。「1人で荷物を運ばなくちゃいけないソロキャンプだからこそ役立つ」「手伝ってくれる人がいない分、ワゴンが重宝するよね」という意見も上がっていました。

また、天板を取り付ければテーブルとして利用できるワゴンも。ちょっとした物を置けるほか、調理スペースとして代用可能なので、テーブルを持っていく代わりにワゴンを持参するという選択肢もあります。
キャンプ場によってはリアカー貸し出しのところも
もうひとつ「不要だった」と思われがちなのが「キャンプ場の設備が充実していた場合」です。キャンプ用品のレンタルが充実している大型のキャンプ場では、リアカーなど運搬用のカートを貸し出していることも珍しくありません。アウトドアワゴンをせっかく持っていっても使わなかった、ということにならないよう、キャンプ場の設備について事前に確認しておきましょう。

また、区画内に乗用車やキャンピングカーを置ける「オートキャンプ場」では、長い距離の荷物の運搬が必要ありません。そのため「必要ない」と判断する人も多いようです。しかし一部のファミリー層からは、「オートキャンプ場でもアウトドアワゴンは役立つ」と支持する声も上がっていました。