山道ならではの登り坂に大苦戦
動画の中盤では、ひたすら登り坂が続くゾーンに突入。残りの行程のほとんどが登りで、それも15kmで標高800m登るという急こう配です。「まじできついわ」「辛い」と、TOMIさんのぼやきが止まりません。すでに走行時間は6時間半を超え、その間にとった休憩は一度だけ。上り坂の後半戦にはさらに急なこう配に苦戦を強いられますが、TOMIさんは「ずっと自転車乗ってて、十分頑張ってるよな」「えらいよ、俺」と自分を励まします。

一度道に迷ってしまうトラブルがあったものの、無事に最後の林道へ。疲労困憊のTOMIさですが「もうゴールは近い!」とはしゃぎながら自転車を漕ぎ続けます。しかし、林道のこう配は「激坂」と表現するまでにアップ。道幅も狭くなりますが、岩と岩の間を細く流れる程度になった小さな多摩川の姿が、ゴールはすぐそこだと予感させます。「この林道、楽しいね!」と言う余裕も出てきつつ、冬の乾いた木々の間の道をゆっくり進むと、なんと崖崩れで通行止めの表示が。残念ながら先には進めず、ここがゴールとなりました。

7時間超で走行距離150kmという行程を見事クリアし、成し遂げた達成感を噛みしめるTOMIさん。コメント欄には「お疲れ様でした!」と労いの言葉が溢れ、「最後の登りは相当きつそうだった」「冬のロングライドは大変だよね。素晴らしい頑張りでした!」といった声も続出していました。ユーモアたっぷりのTOMIさんのライド中の言葉にも注目しつつ、ぜひ美しい多摩川の景色を動画でチェックしてみてください。
出典:『tom’s cycling』