海外では目的地を決めずクルマで自由に旅するオーバーランドスタイルが大人気。日本ではオーバーランダーをイメージしたクルマのカスタマイズが、アクティブなソト遊び派から注目を集めています。
タイヤ&ホイールやリフトアップはもちろん、カラーリングもアメリカのSUVに採用されるアースカラーが好まれ、バンパーなど各部をザラッとした質感の塗料でペイントするのが定番。
紹介するtetsuさんのデリカD:5は神奈川のカスタムショップでイチから製作されたコンプリート車両で、見るからに大自然が似合いそうなスタイルに仕上がっています。
ベージュ×ブラックのオリジナルツートンカラー
エクステリアで目を引くのがカラーリング。デリカD:5には設定のないベージュでオールペンし、国産車らしからぬ雰囲気を漂わせています。さらにバンパーやドアパネル、グリルなどをブラックでペイント。まるで鎧で武装したような重厚感を放ち、ベージュを引き立てます。

本来はメッキのエンブレムも1文字ずつブラックで塗装しており、芸の細かさが際立ちます。また下まわりをブラックアウトすることで視覚的に車高が高く見える効果もあり、オフロードカスタムでは人気のワザ。ぜひチャレンジしてみたいですね。
カラーリングだけでなく小物アイテムでオリジナリティを表現したのもこだわりのひとつ。リアバンパー下には赤のけん引フックを取り付け、ワイルドかつスポーティに演出。マフラーは純正ですが社外のマフラーカッターを装着してテールエンドを太く見せています。

直径が異なるテールパイプを組み合わせた二重テール仕様で質感も上々。テールランプにはスモークカバーを被せ、ブラックアウトしたバンパーとの統一感を強調しました。さらに奥様の乗り降りを考えランドリックジャパンのサイドステップも追加。
追金してでも履きたかったひと目惚れのホイール
足まわりはショップオリジナルのスプリングに交換し、1.5インチリフトアップ。そこに組み合わせたのはデルタフォース・オーバル。車種専用サイズを設定してジャストフィットするマッチングがユーザーから高く評価されています。

コンプリートカーのプランでは数種類のホイールから選ぶことができましたが、デルタフォースは高額のため例外扱いとなり、追加料金が発生しました。それでも「追い金してでも履きたかったんです」とtetsuさん。組み合わせたタイヤはオフロードカスタムの王道、BFグッドリッチ。人気のホワイトレターが映えます。
アウトドアは荷物が多くなりがち。デリカD:5はラゲッジスペースに余裕がありますが、家族で出かけると狭さを感じることもあります。そこでキャンプ道具を積むためにイノーのルーフラックを装着しました。

そして念願のキャンプに行こうと思ったところ……お子さんに「虫が怖いから行きたくない」と言われ、まだルーフラックに荷物を載せたことがないそうです。いつかは立派なルーフラックがソト遊びで活躍する日が来そうです。
※記事は昨年初夏に取材した内容をもとに構築しています